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ファイターズFAQ

このコーナーでは、川崎の保育問題、あるいはファイターズについて、よくある質問 (Frequently Asked Question)に、できるだけ分かりやすい形でお答えしていきたいと 思います。
この他にも質問募集中ですので、ファイターズにききたいことがある方は [メール][掲示板][コメントフォーム] からお気軽にどうぞ。


    <全般>
  • [Q1-1]:ここはどういうFAQなんですか?
  • [Q1-2]:川崎市の保育問題に関して「正しい情報」を提供してくれるんですね?

    <待機児童問題>

  • [Q2-1]:保育園入園待機率は川崎市が全国ワースト1と聞きました。本当ですか?
  • [Q2-2]:川崎市より待機率が高い市町村があるんですか?
  • [Q2-3]:都市部としては川崎市の保育園入所待機率が高いのは間違いないですよね?
  • [Q2-4]:厚生労働省の調査では川崎市の待機児童は2,475人なのに、川崎市は待機児童数は866人だと言っているそうです。 いったい、どうなっているのでしょうか?
  • [Q2-5]:川崎市は厚生省の通達に従わないで独自の方法で待機児童数を数えていると聞きましたが本当ですか?
  • [Q2-6]:具体的に、川崎市は厚生労働省の通達のどこに従っていないのでしょうか?
  • [Q2-7]:厚生労働省式のカウントをした場合、平成12年度の川崎市の待機児童は何人になるのでしょうか?
  • [Q2-8]:児童福祉法第24条第一項には「保護者の労働」などの理由で「保育に欠ける」児童は「保育所において保育しなければならない」とあります。これだけ多くの待機児童が存在するのは、この法律に反するのではありませんか?
  • [Q2-9]:川崎市は待機児童を解消する気があるんでしょうか?

    <予防接種>

  • [Q3-1]:予防接種に関して、基本的知識を得るのに適当なサイトがありましたら教えてください。
  • [Q3-2]:うちは共働きでそうそう仕事を休むわけにはいきません。予防接種を受けに行くのも大変です。どうすればいいでしょうか。
  • [Q3-3]:自費で予防接種を受けると結構な金額がかかる上に予防の効果があまりないような気もしますが、 受ける価値はあるのでしょうか?
  • [Q3-4]:保育園に通う場合の予防接種の上手な受け方を教えて下さい。
  • [Q3-5]:通常のはしかの予防接種が「1歳過ぎてから」になっているのは、何故でしょうか? 産休明けから保育園に預ける予定ですが、たとえば生後3か月とかで受けても大丈夫でしょうか?

    <署名活動>

  • [Q4-1]:公立保育園に入ったら年に何度も署名活動があって大変です。 署名活動には参加しないといけないものなのでしょうか? 父母会の役員さんからは「1家族○○筆、集めてね」とノルマを課せられるのですが。
  • [Q4-2]:署名を集めるときには父母会などから大号令がかかるのに、集めた後の報 告をあまり聞いた事がありません。
  • [Q4-3]:毎年似たような要求事項で署名活動が行われていますが、これは署名して も効果がないということなのではないでしょうか。
  • [Q4-4]:署名の主催団体がどういう団体なのかが分からなくて困っています。
  • [Q4-5]:どういう署名ならしても良いのでしょうか?
  • [Q4-6]:署名は個人情報なのできちんと取り扱われているのか心配です。
  • [Q4-7]:請願署名を頼まれたのですが紹介議員欄が空白で、父母会の役員さんにき いても誰が紹介議員か分からないそうです。どんな政治活動に利用されるかとても心配です。

    <保護者団体への加盟問題>

  • [Q5-1]:保育園の父母会がある保護者団体に加盟していて、その活動に頻繁にかり だされています。気が乗らないので、その団体の活動には参加したくないのです が可能でしょうか。
  • [Q5-2]:保護者団体に父母会が加盟するのは当たり前なんだと言われました。本当 でしょうか。
  • [Q5-3]:現在父母会が加盟している保護者団体からの脱会を考えています。 しかし、父母会の中には保護者団体への参加は必要だと考える父母の方もいらっしゃいます。 なるべく対立は避けたいのですが、どういう方法があるのでしょうか。
  • [Q5-4]:ある保護者団体から父母会が脱退するのは可能なのでしょうか?
  • [Q5-5]:「保育のつどい」という催しに参加するよう言われているのですが、どう いう集まりなのかがよく分からないのです。

    <わくわくプラザ>

  • [Q6-1]:わくわくプラザって何なのですか?
  • [Q6-2]:わくわくプラザを検証した人の話によると、とても安心して子供を預けら れるような状況ではないそうです。 川崎市は、どうしてこんな事業を始めたのでしょうか。
  • [Q6-3]:わくわくプラザは「学童保育つぶし」を狙った川崎市の謀略であるという 話を聞きました。本当でしょうか。
  • [Q6-4]:わくわくプラザでは素人のボランティア指導員が大勢の子供を見るという話なので不安です。
  • [Q6-5]:わくわくプラザでは、ただの「放し飼い」だから学童保育の代わりにはならないと思います。
  • [Q6-6]:子どもの数に比べ、スタッフの数が足りないように感じます。 子どもがどこか他のところへいってしまったりしないか、きちんと把握されているのでしょうか?
  • [Q6-7]:利用を申し込んでいたのに、子どもがプラザ室に現れなかった場合、 スタッフは把握できるのでしょうか?
  • [Q6-8]:わくわくプラザは入学式前からでも利用できるのでしょうか?
  • [Q6-9]:台風等で学校が休校の場合でも、わくわくプラザは利用できるのでしょうか?
  • [Q6-10]:アスクルとはどういう施設でしょうか?わくわくプラザとも違うのでしょうか?
  • [Q6-11]:アスクルはわくわくプラザが始まる2003年4月以降も利用できるのでしょうか?
  • [Q6-12]:おやつはどのようなものが出るのでしょうか?
  • [Q6-13]:急に休んだ日のおやつはどうなるのでしょうか?
  • [Q6-14]:障害児が利用する場合、サポーターの加配はあるのでしょうか?
  • [Q6-15]:低学年の帰宅時間の目安は4時だそうですが、うちは帰宅時間が7時ごろであり、 それまで一人で一年生を留守番させておくのは不安です。 できれば6時まで利用したいのですが可能でしょうか?
  • [Q6-16]:わくわく利用中に体調が悪くなったとき、休めるスペースはあるのでしょうか?
  • [Q6-17]:体調が悪くなったとき、学校の養護の先生は対応していただけないのでしょうか?
  • [Q6-18]:体調が悪くなった子どもに一人のスタッフがかかりきりになると、 他の子どもが手薄にならないか心配です。
  • [Q6-19]:学童では児童20人に指導員一人という基準がありましたが、わくわくにはそのような 基準がなく、すべての児童を4人でみるということなので不安です。
  • [Q6-20]:学童保育が廃止されたわけではないのでモデル校のわくわくプラザには 留守家庭児はいなかったのではないでしょうか。 本当にそれで検証されたことになるのか疑問です。
  • [Q6-21]:父母会は作っていただけるのでしょうか?
  • [Q6-22]:スタッフの方々との懇親会(意見交換の場)は設けていただけるのでしょうか?
  • [Q6-23]:私立小にもわくわくプラザができるのでしょうか?
  • [Q6-24]:私立小の児童がわくわくプラザを利用することはできないのですか?
  • [Q6-25]:わくわくプラザの運営が民間に委託されると聞きました。本当でしょうか?
  • [Q6-26]:わくわくでは着替えを持たせることが出来ないと聞きましたが?
  • [Q6-27]:年度始めの4月だけでも特別な体制(スタッフ5人にする等)でやってもらえると安心なのですが。
  • [Q6-28]:プラザ室が狭いように感じるのですが、もう少し広い場所を確保してもらないのでしょうか。
  • [Q6-29]:学校内での事故には学校保険が適用されると思います。 わくわくプラザは学校内で行なわれるので、新たに保険に加入する必要はないのではないでしょうか。
  • [Q6-30]:わくわくプラザを利用する際には、必ずスポーツ安全保険に加入しなければいけないのでしょうか。
  • [Q6-31]:スポーツ安全保険の内容について教えてください。
  • [Q6-32]:投薬はしていただけますか?
  • [Q6-33]:アトピー体質なので、薬を塗っていただきたいだけなのですが、ダメですか?
  • [Q6-34]:アレルギーがあるので、どんなおやつがでるか不安です。
  • [Q6-35]:学校からはお菓子の類を持ってこないように言われているので、おやつを持参することはできないのではないでしょうか。
  • [Q6-36]:わくわくプラザの利用児童は当日にならないと分からないらしいのですが、 それで出欠の確認ができるのでしょうか?
  • [Q6-37]:どのような方が、わくわくのスタッフになるのでしょうか。
  • [Q6-38]:18歳でもスタッフリーダーになれるようですが、そのような若い人に管理業務ができるのでしょうか。
  • [Q6-39]:伝染性の病気にかかった場合、いつまでわくわくプラザの利用を控えればいいでしょうか?
  • [Q6-40]:インフルエンザが流行していて学級閉鎖になりましたが、うちの子は元気です。わくわくプラザに行ってもいいでしょうか。
  • [Q6-41]:サポーターの雇用期間が3年なので、わくわくが始まって 3年経つ2006年にスタッフ総入れ替えになるらしいのですが、運営上問題はないのでしょうか。
  • [Q6-42]:わくわくプラザのスタッフさんは週の勤務時間が限られているため、 最大でも週3日しか勤務できないそうですが、それで子どもたちとの信頼関係は築けるのでしょうか?


<全般>
Q1-1:ここはどういうFAQなんですか?
A1-1:川崎市の保育園や学童保育に関してはいろいろな情報が流れています。 そのひとつひとつを取り上げて、大本となった情報源をなるべく明らかにして、 ファイターズなりの視点で解説しようというのが、このFAQです。

Q1-2:川崎市の保育問題に関して「正しい情報」を提供してくれるんですね?
A1-2:ファイターズとしては「正しい情報」というよりも情報源が明らかで 「なるべく正確な情報」を提供したいと考えています。
 また、ファイターズとしてその情報をどう読むかについても解説はしますが、 それはあくまでも参考です。 正確な情報に基づいて各市民がそれぞれに判断を下してそれぞれのアクションを とっていただければというのがファイターズの希望です。

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<待機児問題>
Q2-1:保育園入園待機率は川崎市が全国ワースト1と聞きました。本当ですか?
A2-1:その情報は正確ではないです。 「厚生労働省(旧厚生省)の平成11年度調査で川崎市の待機率が14.5%で、 政令指定都市の中で一番高かった」のです。 つまり、札幌市、仙台市、千葉市、川崎市、横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、 神戸市、広島市、福岡市、北九州市の12都市の中で一番待機率が高かったのです。 なお、平成12年度のデータでは、川崎の待機児童率は8.6%となりました。
 これらのデータは以下のwebページで見ることができます。


Q2-2:じゃあ、川崎市より待機率が高い市町村があるんですか?
A2-2:川崎市より待機率が大きい市町村はあります。 厚生労働省2000年4月1日付けのデータですが、 たとえば宮城県の小牛田町で17.9%、 東京都の東村山市で18.0%、兵庫県の宝塚市で18.3%、埼玉県の朝霞市で18.2%、 兵庫県の三田市で19.5%、沖縄県の宜野湾市で22.1%、沖縄県の浦添市で25.4%などです。

Q2-3:都市部としては川崎市の保育園入所待機率が高いのは間違いないですよね?
A2-3:はい。政令都市のような大きな都市としては待機率が高いです。 平成12年度の8.6%という数字にしても、詳細に見ていけば0歳児の待機率が16.2%、 1〜2歳児の待機率が14.3%ですから、赤ん坊を抱える親にとっては深刻な問題です。 行政と市民で考えていく問題であることに間違いありません。

Q2-4:厚生労働省の調査では川崎市の待機児童は2,475人なのに、 川崎市は待機児童数は866人だと言っているそうです。いったい、どうなっているのでしょうか?
A2-4:厚生労働省のデータでも2000年4月の川崎市の待機児童数は866人です。 上述した厚生労働省のwebページで確認することができます。 待機児童数2,475人という数字は、別のカウント方法による数字だと思われます。
 この2,475人という数字については、ファイターズ内でもさんざん議論されましたが、 いまだに誰がどのように数えたのか結論が得られていません。 詳細をご存知の方は是非ファイターズにご一報ください。
 なお、
[日本共産党川崎市議団が出しているパンフレット]には、 この2,475人という数字が上げられていますが、平成12年度10月1日の時点の数字だとしています。

Q2-5:川崎市は厚生省の通達に従わないで独自の方法で待機児童数を数えている と聞きましたが本当ですか?
A2-5:1999年の調査では、川崎市は厚生労働省の通達に従って調査を行いました。 しかし、2000年の調査では厚生労働省の通達に一部従っていないところがあります。 これに関しては厚生労働省保育課長も問題視している旨、全国児童福祉主管課長会議で 発言しています。 http://www1.mhlw.go.jp/shingi/s9903/txt/s0308-1_18.txt

Q2-6:具体的に、川崎市は厚生労働省の通達のどこに従っていないのでしょうか?
A2-6:川崎市の待機児童の定義と、厚生省の待機児童の定義で食い違っている のは、2000年度(平成12年度)調査の場合、
  • 川崎式では、おなかま保育、地域保育園、保育ママ、の認可外保育の利用者をカウントしないが、厚生省式ならカウントする
  • 川崎式では、保護者が就労内定していなくて二ヶ月内に就労見込もない場合はカウントしない(ただし一人親世帯、生活保護世帯、市民税非課税世帯についてはカウントする)
という点です。
 川崎式では、親が産休中もしくは育休中の場合はカウントしていないので これを問題視する声もありますが、これについては厚生労働省が前述の調査を 行うに当たって各市町村へ通達した計数方式でもそうなっているので、 川崎独自というわけではありません。

⇒厚生労働省は01年12月に待機児童の定義を変更しました。これにより、「ほかに入所可能な保育所があるにもかかわらず待機している児童」や、 「保育ママなど地方単独保育事業を利用しながら待機する児童」は、除かれることになりました。

[2001年10月時点での園別待機児童数データ] を入手しましたので、興味のある方はどうぞ。

Q2-7:厚生労働省式のカウントをした場合、平成12年度の川崎市の待機児童は何人になるのでしょうか?
A2-7:ファイターズで試算したところ、平成12年度4月1日現在で274人以上1503人以下 という結果になりました。ただし、厚生労働省の定義は非常にあいまいなため、 川崎の実状に照らし合わせて考えると、1140人(川崎式866+地域おなかま保育ママ274)というのが、 妥当な数字と思われます。 詳細は[こちら]をご覧ください。

Q2-8:児童福祉法第24条第一項には「保護者の労働」などの理由で「保育に欠ける」児童は 「保育所において保育しなければならない」とあります。 これだけ多くの待機児童が存在するのは、この法律に反するのではありませんか?
A2-8:児童福祉法第24条第三項には、申し込んだ児童が保育所の定員をオーバーするなど「やむを得ない事由がある場合においては」、「児童を公正な方法で選考することができる」と書いてあります。 つまり申込みを選別して、保育所に入れない児童が出ることを容認しています。 ですから、この法律で行政責任を追及するのには限界があると考えられます。 「利用者を決めるのは自治体の義務だが、自治体に設置義務はない」という解釈ができるのですから。 詳しくは 堀勝洋「現代社会保障・社会福祉の基本問題」ミネルヴァ書房、P172をごらんください。
 児童福祉法第二十四条を以下に掲げておきます。

児童福祉法第二十四条 
1 市町村は、保護者の労働又は疾病その他の政令で定める基準に従い条例で定める事由により、その監護すべき乳児、幼児又は第三十九条第二項に規定する児童の保育に欠けるところがある場合において、保護者から申込みがあつたときは、それらの児童を保育所において保育しなければならない。ただし、付近に保育所がない等やむを得ない事由があるときは、その他の適切な保護をしなければならない。
(中略)
3 市町村は、一の保育所について、当該保育所への入所を希望する旨を記載した前項の申込書に係る児童のすべてが入所する場合には当該保育所における適切な保育の実施が困難となることその他のやむを得ない事由がある場合においては、当該保育所に入所する児童を公正な方法で選考することができる。
(以下略)


なお、児童福祉法の全文は
[こちら]で読めます。

Q2-9:川崎市は待機児童を解消する気があるんでしょうか?
A2-9:少子化対策臨時特例交付金で、新しい保育園を三つ作って、 あといくつか増改築を行なっています。具体的には
  • 認可保育園を3園新設予定(少子化対策特例交付金)。 宮前(150)、高津(120)、多摩区(150)。合計420人定員増。
  • おなかま保育室を2か所新設。
  • 民間園の増改築による定員増。 11年度:2か所×30人=60人増、12年度:7か所×30人=210人増。 (中原区:多摩・井田・長寿・新日本。多摩区:龍厳寺・第二厚生愛児園。麻生 区:柿生の各保育園)
などの施策を打っています。
 また、3月6日の川崎市議会三月定例会において、高橋市長は待機児童は2002年度は ゼロになるとの見方を示しています。この市長発言が守られるのかどうか、 川崎市民として注意深く見守る必要があると思います。
 読売新聞2001/3/7川崎版にもこれに関する記事が出ているので、 ファイターズの方でもweb化していますが、具体的な数字などに混乱があって注意を 要するところがあります。 (読売新聞記事は
[こちら]

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<予防接種>
Q3-1:予防接種に関して、基本的知識を得るのに適当なサイトがありましたら教えてください。
A3-1:読んでおくべきサイトとして[国立予防衛生研究所のホームページ の予防接種の項]を紹介しておきます。 特に[はしかについての説明]は必見です。
また、予防接種を理解するためには、 臨床医、[神津先生による一般向け解説]もよいと思います。

Q3-2:うちは共働きでそうそう仕事を休むわけにはいきません。予防接種を受けに行くのも大変です。どうすればいいでしょうか。
A3-2:結核、ポリオ、はしか、百日咳、ジフテリア、破傷風、風疹、日本脳炎、が現在一般の子どもが受けることに なっている予防接種ですが、子どもの病気はこれだけではありません。 突発性発疹、手足口病、ヘルパンギーナ、各種風邪、インフルエンザ、水疱瘡、おたふく風邪、水いぼなどには 保育園児なら一度はかかると覚悟しておかないといけないでしょう。 このうち水疱瘡、おたふく風邪、インフルエンザは自費で予防接種を受けることができます。

Q3-3:自費で予防接種を受けると結構な金額がかかる上に予防の効果があまりないような気もしますが、 受ける価値はあるのでしょうか?
A3-3:自費で受ける予防接種は多少予防効率が悪くて、予防接種を受けていても病気にかかることはありますが、 重症化を防ぐことができるので職場環境(急に長期に休めるかどうか)などを考えて受けておいたほうがいいかと思います。 病気で苦しむ子どもは保護者が見守る以外仕方ないですから、親もある程度のお休みは覚悟して子どものそばにいてあげて下さい。 インフルエンザなどの重い病気の場合は熱が下がってもすぐには保育園には行けません。 7才までは事故や病気での死亡率は高いのです。仕事も大事ですが、子どもが生きていて当たり前だとは思わないで下さい。
なお、インフルエンザワクチンの効果について疑問をお持ちの方は、こちらのサイトが参考になるでしょう。 →
[信仰と改宗]

Q3-4:保育園に通う場合の予防接種の上手な受け方を教えて下さい。
A3-4:保育園にいつから通うことになるのかで変わってくると思います。 産休あけですぐ復帰する場合、とにかく調子のいいときにできるだけ早くスケジュール通りに受けるしか仕方がないと思います。 育児休暇を1年取る場合にはちょっと注意が必要で、おかあさんから体の中や母乳を通してもらった病気に対する抵抗性は ほとんどなくなっていていきなり集団生活に入るので、風邪をはじめいろいろな病気に非常にかかりやすくなります。 預け初めて最初の1年は予防接種を受けるに充分な調子のいいときはほとんどない、ということにもなりかねません。 はしかは命に関わる重い病気なので、通常のスケジュールだと1才過ぎてからの接種ですが、 保育園に通いはじめる前に一度自費で接種しておくことをおすすめします。 その後調子のいいときにスケジュール通りの接種を行うことになります。

Q3-5:通常のはしかの予防接種が「1歳過ぎてから」になっているのは、何故でしょうか? もし何か理由があるならば、0歳で受けても問題ないのでしょうか? 産休明けから保育園に預ける予定ですが、たとえば生後3か月とかで受けても大丈夫でしょうか?
A3-5: 赤ちゃんはお母さんから免疫を受け継いでいます。はしかの場合、お母さんが予防接 種を受けるか感染するかしていれば大体生後6ヶ月くらいまでは免疫があると言われ ています。免疫がある状態でワクチンを接種してもワクチンの効果は期待できないの で、お母さんからもらった免疫がほぼ完全に切れているであろう生後12ヶ月以降が勧 奨接種の時期に選ばれているわけです。ですので6ヶ月を過ぎたら接種するのがいい と思います。この場合お母さんからの免疫がまだ残っていてワクチンの効果が出ない 場合もあるので、12ヶ月過ぎたら改めて接種する(前の接種との間隔は3ヶ月以上あ ける)ことになります。お母さんがはしかの抗体を持っていない場合はもっと早くて も大丈夫とは思いますが、6ヶ月以前の接種は相当特殊なケースになるのでかかりつ けの医師に相談してください。

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<署名活動>
Q4-1:公立保育園に入ったら年に何度も署名活動があって大変です。署名活動に は参加しないといけないものなのでしょうか?父母会の役員さんからは「1家族 ○○筆、集めてね」とノルマを課せられるのですが。
A4-1:どんな署名活動でも、参加するかしないかは個人がそれぞれの責任で判断 することで、保育園の父母が義務として行うようなものではありません。署名活 動の趣旨に賛同できるのであれば参加すればよいし、そうでなければ断ってなん の問題も無い筈です。ノルマにして署名を集めるのは、主催団体あるいは、署名 活動を請け負った父母会役員が各父母を説得する手間を惜しんでいるとしか思え ません。そのような主催団体の態度は大いに問題があります。

Q4-2:署名を集めるときには父母会などから大号令がかかるのに、集めた後の報 告をあまり聞いた事がありません。どうなってるんでしょうか?
A4-2:署名活動によって何が実現できたのか、主催団体はそれを説明する義務が あります。報告を聞いたことが無ければ、署名活動を斡旋した人たちや主催団体 に直接問い合わせてみるのがよいと思います。そこで満足の行く説明が無いな ら、その団体が主催する署名活動への協力は止めた方がいいでしょう。

Q4-3:毎年似たような要求事項で署名活動が行われていますが、これは署名して も効果がないということなのではないでしょうか。
A4-3:毎年同じような要求を出して進展が無いなら、その団体に力量が無いか見 通しが甘いかのどちらかですから、とっとと見切りをつけた方が良いでしょう。

Q4-4:署名の主催団体がどういう団体なのかが分からなくて困っています。その 団体が父母会とどういう関係があるのかも分かりません。
A4-4:署名活動を斡旋している人にどういう団体かを聞くか、署名用紙に連絡先 として載っている電話番号に直接問い合わせましょう。それで、よく分からなけ れば署名活動には協力しないほうが良いです。

Q4-5:どういう署名なら、しても良いのでしょうか?
A4-5:請願・陳情の内容と、主催団体から各個人が判断するしかないです。

Q4-6:署名は個人情報なのできちんと取り扱われているのか心配です。
A4-6:署名活動をしている団体が信用できるかどうかは常に問われる問題だと思い ます。個人のプライバシーを守るためにも、信用できそうにない団体なら署名は しないという態度が必要だと思います。

Q4-7:請願署名を頼まれたのですが紹介議員欄が空白で、父母会の役員さんにき いても誰が紹介議員か分からないそうです。どんな政治活動に利用されるかとて も心配です。
A4-7:自分が納得いくものでなければ署名してはいけません。空欄が残っていて 疑問も残る請願署名に自分の名前を書くなど、絶対にやってはいけません。

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<保護者団体への加盟問題>
Q5-1:保育園の父母会がある保護者団体に加盟していて、その活動に頻繁にかり だされています。気が乗らないので、その団体の活動には参加したくないのです が可能でしょうか。
A5-1:保育園の父母会にしても、そうした保護者団体にしても「任意団体」と呼 ばれるものです。その会員を拘束するものは何もありません。ですから、あなた がやりたくなければ、しなければ良いのです。もちろん、そうした保護者団体の 運営に熱心な人は、情に訴えたり、保育園児の親としての義務感に訴えたりして 活動に参加するよう言ってくるでしょう。しかし、あなたがその活動に意義を感 じられないのなら参加する必要なんて無いのです。

Q5-2:保護者団体に父母会が加盟するのは当たり前なんだと言われました。 本当でしょうか。
A5-2:いいえ。例えば、保育園に関して川崎市で最大の保護者団体は「川崎市保 育園保護者会連絡会(略称:全市連)」学童保育に関しては「川崎市学童保育連 絡協議会(略称:連協)」です。全市連の父母会組織率はよく分からないのです が、連協の組織率は40%以下でした。(川崎市の施設定員が4530人であるのに 対して、2000年の連協総会議案書によれば連協加入世帯が1720でした。)
 すべての父母会が加盟しているわけではありません。こうした保護者団体につ いては各父母会なり個人なりが自主的に参加する・しないを判断すればいいのです。 そうした保護者団体に参加するメリットがあれば父母会の組織率は増えるで しょうし、無ければ減るだけの話です。

Q5-3:現在父母会が加盟している保護者団体からの脱会を考えています。 しかし、父母会の中には保護者団体への参加は必要だと考える父母の方もいらっしゃいます。 なるべく対立は避けたいのですが、どういう方法があるのでしょうか。
A5-3:保護者団体への参加は父母会単位の「団体加盟」と「個人加盟」の2通り の方法があるのが普通です。父母会総会に諮って「父母会加盟」から「個人加 盟」へ切り替えてはいかがでしょうか。保護者団体に参加したい父母は個人で参 加することにすれば、理解も得られやすいと思います。

Q5-4:ある保護者団体から父母会が脱退するのは可能なのでしょうか?
A5-4:はい。加盟するのも脱会するのも父母達の意思次第です。 例えば、ある父母会が、ある保護者団体について、
・各父母や役員にかかる負担
・参加して得られるもの
の二つを勘案して脱会した事例を
[父母会活動] にあげておきました。

Q5-5:「保育のつどい」という催しに参加するよう言われているのですが、 どういう集まりなのかがよく分からないのです。
A5-5:川崎市のいくつかの保護者団体と保育士団体が集まって、実行委員会を組 織して毎年一回行われている行事だそうです。その実行委員会でホームページを 運営しており、「保育のつどい」という団体があるように思われていることもあ るようです。当事者ではないファイターズとしては、それ以上の解説は控えて主 催者のウェッブページを紹介しておきます。 → 「保育のつどい」とは?

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<わくわくプラザ>
Q6-1:わくわくプラザって何なのですか?
A6-1:1年生から6年生までのすべての児童を対象にした放課後事業です。 「わくわくプラザ基礎知識」というのをファイターズで用意しましたので、詳しくはそちらをご覧下さい。 →[わくわくプラザ基礎知識]

Q6-2:わくわくプラザを検証した人の話によると、とても安心して子供を預けら れるような状況ではないそうです。 川崎市は、どうしてこんな事業を始めたのでしょうか。
A6-2:2000年度の途中からスタートした、わくわくプラザについては賛否両論が 渦巻いています。反対論者は強い調子で非難していますし、それとは正反対に利 用者から感謝の声も上がっています。 ファイターズではなるべく現場に即した意見を集めようと以下の二つのコーナーを用意しました。 また、MLでも情報交換を行なっています。 現在運営実施されている モデル事業校での様子を見るなりして、参加していただければと思います。
「わくわく掲示板」
「わくわく日記」
「わくわくML」

また、この「検証」をどういう人たちが行なったかにも注意が必要だと思います。 もし、もともとわくわくプラザに否定的な団体が行なった検証であれば、 当然その検証結果にはバイアスがかかっていることは考慮すべきでしょう。

Q6-3:わくわくプラザは「学童保育つぶし」を狙った川崎市の謀略であるという 話を聞きました。本当でしょうか。
A6-3:わくわくプラザの導入によって現在の学童保育がどうなるのかはよく判ら ないところが多いのは事実です。ただ、ファイターズとしてはそれぞれの子ども の居場所が用意されているかどうかを問題にしたいです。考えられる選択肢としては
・今の川崎市で行われている学童保育のシステムを存続させ、わくわくプラザの導入を認めない
・今の学童保育をそのままにして、わくわくプラザを共存させる
・今の学童保育のシステムを修正して、わくわくプラザを共存させる
・わくわくプラザ一本に事業を統一する
などがあると思いますが、どの方法ならより多くの、より多様な子ども達の居場 所を用意してあげることができるのか。どの方法なら川崎市の財政事情と折り合 いがつくのか。現行の方式に拘ることなく考えるべき問題だと思います。陰謀論 に耽っても益は無いと考えます。

Q6-4:わくわくプラザでは素人のボランティア指導員が大勢の子供を見るという 話なので不安です。
A6-4:まず「素人の指導員」という点ですが、何かの資格を必要としないという 点では現行の学童保育の指導員も素人と言えます。 学童保育やわくわくプラザの指導員のための研修はありますが、必修ではないそうです。(具体的な研修名は ファイターズの[資料室]に置いてありますのでごらんください。)
そして、父母から「素人同然だ」という非難が絶えない学童保育の指導員も実際 にいます。指導員の技能については学童保育とわくわくプラザ両方が抱えている問題だと考えます。
なお、わくわくプラザの登録児童数と一日平均利用数はH12年12月時点で、

  登録児童数(全校児数)登録率1日平均利用数
川崎区川中島小154名(564名中)27.3%約60名
幸 区御幸小 135名(426名中)31.7%約45名
中原区木月小 166名(352名中)47.2%約43名
高津区新作小 142名(323名中)44.0%約35名
宮前区犬蔵小 205名(602名中)34.1%約40名
多摩区長尾小 162名(341名中)47.5%約53名
麻生区栗木台小235名(401名中)58.6%約60名

でした(川崎市発行「青少年プラン」No.6から)。 これに対して1名のスタッフリーダーと3名のサポーターがつきます。 この数に問題があるかないかは、実際のわくわくプラザを見学して考えればいいと思います。

Q6-5:学童保育は「生活の場」として機能しています。わくわくプラザでは、 ただの「放し飼い」だから学童保育の代わりにはならないと思います。
A6-5:わくわくプラザと学童保育とで目的が違うことは確かだと思います。 保育園から上がってきたばかりの子供にとって小学校一年生の長い放課後を過 ごすのは、やはり辛いものがあるかもしれません。そういう子供たちのために も、学童保育が担ってきた「生活の場」としての機能はなんらかの形で残す必要 があると思います。
 しかし、小学生時代のどこかで、子供は一人あるいは友達同士で放課後を過ご す術(すべ)を身に付けなければなりません。普通に成長していけば当然そうなり ますし、そんなふうに子供たちが自立できるように親たちや社会がサポートして いくべきものです。一年生、二年生、三年生と進むに従って自分たちの力だけで 放課後を過ごせる子供たちは増えていきます。そのステップに進んだ子供たちに は、わくわくプラザのような場所はよい選択肢を与えているのではないでしょうか。

Q6-6:とはいえ、子どもの数に比べ、スタッフの数が足りないように感じます。 子どもがどこか他のところへいってしまったりしないか、 きちんと把握されているのでしょうか?
A6-6:わくわくプラザでは、図書館、体育館、校庭など様々な場所が利用できるわけですが、 それはあくまでも「スタッフの目の届く範囲において」であって、「放し飼い」ではありません。 子どもがどこにいるかは、当然スタッフは把握しています。

Q6-7:利用を申し込んでいたのに、子どもがプラザ室に現れなかった場合、 スタッフは把握できるのでしょうか?
A6-7:来るはずの子どもが来ないで、保護者からの連絡も無かった場合は、 わくわくスタッフから保護者に連絡が行くようになっています。 特に定期的に来る児童については利用登録時に申請されているので、 スタッフのほうで作られた細かい表で管理されています。

Q6-8:わくわくプラザは入学式前からでも利用できるのでしょうか?
A6-8:はい。4月初日から新一年生も登録をすれば使えます。

Q6-9:台風等で学校が休校の場合でも、わくわくプラザは利用できるのでしょうか?
A6-9:いいえ。学校が休校の場合は、わくわくプラザは閉室となります。

Q6-10:近所の学童が待機児いっぱいで入れそうにないので困っています。 アスクルというのがあるそうなのですが、これはどういう施設でしょうか? わくわくプラザとも違うのでしょうか?
A6-10:まず子ども文化センターについてはご存知でしょうか。 子ども文化センターとは、各中学校区に作られた施設で、 児童(〜高校生)が地域で「遊び」を中心に活動する拠点として
 ・施設、設備、遊具の提供
 ・図書の閲覧、貸し出し
 ・「遊び」の指導、援助
 ・仲間づくりの促進
 ・クラブ活動、サークル活動
などの活動を行っています。
そして、アスクル(ASCL)とは、小学生の子どもたちが学校帰りにかばんを 背負ったまま、こども文化センターへ直接行って遊べる制度で、 H11年度より市内全こども文化センターで始まりました。 アスクルは、子どもたちの自主性を尊重しながら、遊びを中心にした 仲間づくりなど健康で安全に豊かな放課後を過ごすことを目的としています。 ASCLを利用するには申し込みが必要で申し込むと「ASCL力−ド」が 渡されます。来館時にカードを提出して利用します(帰宅時に受け取り)。
学童保育との違いは、「保育」や「生活指導」の有無でしょうか。 毎日行かなくてもいい(お稽古事ができる)、 学童保育の「指導」が肌に合わない、などの理由で学童をやめて アスクルに通う子も多いようです。 家庭の事情や子供の性格など考慮されたうえで、どちらを利用するか 決めればいいのではないでしょうか。
わくわくプラザと似ているところは多いです。 以下、想像ですが、今後、わくわくプラザが本格実施されれば、 アスクルというかこ文の機能・役割が変化していくのではないでしょうか。 たとえば、中学生、高校生の居場所として利用されることも考えられます。

<アスクル>
対象:小学一年生から六年生まで
利用日:月曜から土曜まで(学校休業日を除く)の希望する日。
時間:放課後から午後六時までの間の自由な時間
問合せ先:市民局青少年育成課 Tel:200−2111 (内線)2668


Q6-11:アスクルはわくわくプラザが始まる2003年4月以降も利用できるのでしょうか?
A6-11:はい。来年度以降もアスクル事業は継続されますので、利用することが出来ます。

Q6-12:おやつはどのようなものが出るのでしょうか?
A6-12:基本は乾きもののお菓子で、量は1〜6年生まで同じで、おおよそ、 おせんべい2枚、チョコ菓子1こ、クッキー2枚ほどです。 ときどきたこやきなど作ってくれることもあるようです。

Q6-13:急に休んだ日のおやつはどうなるのでしょうか?
A6-13:後日行った日に持たせてくれます。 続けて休んだときは現金で返してくれることもあります。

Q6-14:障害児が利用する場合、サポーターの加配はあるのでしょうか?
A6-14:はい、加配されます。

Q6-15:低学年の帰宅時間の目安は4時だそうですが、うちは帰宅時間が7時ごろであり、 それまで一人で一年生を留守番させておくのは不安です。 できれば6時まで利用したいのですが可能でしょうか?
A6-15:わくわくプラザは6時まで開室されていますので、もちろん6時まで利用することができます。 個別のご家庭の事情については、あらかじめスタッフとよく相談しておくとよいと思います。

Q6-16:わくわく利用中に体調が悪くなったとき、休めるスペースはあるのでしょうか?
A6-16:プラザ室内に2畳ほどの畳のスペースがあり、カーテンで仕切られるようになっています。 布団袋(寝具)も用意されていて、保護者に連絡して迎えに来るまでの間休ませてくれます。

Q6-17:わくわく利用中に体調が悪くなったとき、学校の養護の先生は対応していただけないのでしょうか?
A6-17:わくわくは6時までですから、養護教諭に毎日その時間まで残ってもらうことは難しそうです。 基本的にわくわくスタッフが対応することになりますが、 学童ホールと同様にわくわくにもモデル校でのノウハウが蓄積されているはずなので、 ご心配な点はスタッフに聞いてみるとよろしいかと思います。 いずれにしても保育園・学童ホールと同様、子供の具合が悪くなったら保護者かその代理者が すぐに迎えに行くのが原則となります

Q6-18:体調が悪くなった子どもに一人のスタッフがかかりきりになると、他の子どもが 手薄にならないか心配です。
A6-18:緊急時の対応については、従来の学童ホールと状況は同じです。 むしろ、わくわくには4名のスタッフがいるので、2名の指導員しかいなかった学童保育より 改善されているといえるかもしれません。

Q6-19:学童では児童20人に指導員一人という基準がありましたが、わくわくにはそのような基準が なく、すべての児童を4人でみるということなので不安です。
A6-19: 基準はありませんが、利用者が増えた場合には、状況に応じてスタッフの加配は当然行なわれます。 また、「すべての児童」といっても、モデル校でのわくわくの利用者実績数は30〜60人ほどでした。 それに対して4人のスタッフがついている訳ですから、留守家庭児ホール(学童保育) に比べて少ないとはいえないでしょう。

Q6-20:わくわくプラザの有効性、特にそれが留守家庭児童にも有効であることを モデル校で検証したと川崎市は説明しています。 しかし学童保育が廃止されたわけではないのでモデル校のわくわくプラザには 留守家庭児はいなかったのではないでしょうか。 本当にそれで検証されたことになるのか疑問です。
A6-20:モデル校に指定されたのは、そもそも従来留守家庭児ホール(学童保育)が 無かったところが多かったそうです。モデル校のわくわくプラザに留守家庭児が 居なかったということはありません。

Q6-21:父母会は作っていただけるのでしょうか?
A6-21:父母会は行政にお膳立てしてもらって作っていただくようなものではなくて、 必要と感じた保護者が集まって話し合って作るものだと、ファイターズでは考えています。 PTA等の学校関係の活動などもありますから、各保護者の負担にならない範囲で 考えればいいのではないでしょうか。

Q6-22:スタッフの方々との懇親会(意見交換の場)は設けていただけるのでしょうか?
A6-22:モデル校では、保護者の要望を受けて学期末に行われていたようです。 これまた、その必要性を感じた保護者の方々で企画されればよろしいかと思います。

Q6-23:すべての小学校にわくわくプラザが設置されるという話ですが、私立小にも わくわくプラザができるのでしょうか?
A6-23:いいえ、わくわくプラザが始まるのは公立小です。私立小にはできません。

Q6-24:では、私立小の児童がわくわくプラザを利用することはできないのですか?
A6-24:他校の児童であっても、わくわくプラザが利用できるようにする方向で 現在調整中です。

Q6-25:わくわくプラザの運営が民間に委託されると聞きました。本当でしょうか?
A6-25:はい、本当です。わくわくプラザはこども文化センターの事業という位置付けに なりますが、こども文化センターの運営は財団法人ボランティアセンターに委託されることになりました。

Q6-26:わくわくでは着替えを持たせることが出来ないと聞きました。 ロッカーも個人専用のものは用意してくれないそうです。 自分のものが分からなくなりそうで心配です。
A6-26:モデル校では着替えは持っていけるようになっていました。 確かにかばん置き場は共用で、個人ロッカーは割り当てられませんが、 ほとんどの子供にはそれが問題になったことは無いようです。 子供の性格や家庭事情については、事前にスタッフとよく相談しておけば ある程度対応してもらえると思います。

Q6-27: 年度初めは利用児童も多いし、新一年生はまだ学校にも慣れていません。 4月だけでも特別な体制(スタッフ5人にする等)でやってもらえると安心なのですが。
A6-27:モデル校では5人体制でやっていたようです。 2003年4月からの本実施の際、全校5人体制スタートというのは難しいかもしれませんが、 新学期の様子についてはモデル校での検証で市も把握しているでしょうから、 スタッフ増員に限らず、問題が生じないよう状況に応じて臨機応変に対応してもらえると思います。

Q6-28:どうもプラザ室が狭いように感じるのですが、もう少し広い場所を確保してもらないのでしょうか。
A6-28:プラザ室はあくまで活動の拠点であって、そこで終日過ごすことは想定されていません。 わくわくプラザは学校の施設を利用できるのが大きなメリットです。 たしかにプラザ室が狭いわくわくもあるようですが、他の施設(体育館など)をうまく利用するなど 工夫しているようです。

Q6-29:学校内での事故には学校保険が適用されると思います。 わくわくプラザは学校内で行なわれるので、新たに保険に加入する必要はないのではないでしょうか。
A6-29:保険上はプラザ室に入った時点で帰宅したもの、とみなされます。 したがって、わくわくプラザでの活動には学校保険は適当されません。 わくわくプラザでの活動中、プラザ室から自宅までの帰宅途中の事故の保険としては、 新たにスポーツ安全保険に加入する必要があります。

Q6-30:わくわくプラザを利用する際には、必ずスポーツ安全保険に加入しなければいけないのでしょうか。
A6-30:任意保険ですので、加入義務はありません。ただ、モデル校では9割以上の方が加入されていたようです。

Q6-31:スポーツ安全保険の内容について教えてください。
A6-31:
(1)死亡 2000万円
(2)後遺障害 最高3000万円
(3)入院 一日につき4000円
(4)通院 一日につき1500円
となっています。
詳しくは
[こちら] を参照してください。
ただし、15年度からの本実施の際には若干変更になるかもしれません。

Q6-32:投薬はしていただけますか?
A6-32:医療行為に類することには対応していません。

Q6-33:アトピー体質なので、薬を塗っていただきたいだけなのですが、ダメですか?
A6-33:塗り薬であっても、スタッフが投薬することはできません。

Q6-34:アレルギーがあるので、どんなおやつがでるか不安です。
A6-34:そのような不安がある場合には、おやつを持参してください。

Q6-35:学校からはお菓子の類を持ってこないように言われているので、おやつを持参することはできないのではないでしょうか。
A6-35:学校に事情を説明し事前に了解をとれば、おやつを持参することができます。

Q6-36:わくわくプラザの利用児童は当日にならないと分からないらしいのですが、 それで出欠の確認ができるのでしょうか?
A6-36:少々誤解があるようです。出欠確認を希望する場合は、あらかじめ利用予定の 日時を登録しておく仕組みになっており、それに基づき出欠確認を行ないます。
一方、出欠確認を希望しない、必要としないご家庭もありますので、 その児童が利用するかどうかは、当日にならないと分かりません。

Q6-37:どのような方が、わくわくのスタッフになるのでしょうか。
A6-37: [スタッフの募集要項] によると、学童指導員もしくは、40歳未満の方が、スタッフリーダーになるようです。
サポーターについての詳細は未定です。

Q6-38:スタッフリーダーの募集要項によると18歳でも応募できるようですが、 そのような若い人にサポーターの管理業務ができるのでしょうか?
A6-38:管理業務はこども文化センターが組織として行なうことになっています。 各スタッフリーダーは、こ文館長の指示・協力のもとにサポーターのマネジメントを 行ないます。 スタッフリーダー一人の責任で管理業務を行なうわけではありません。

Q6-39:伝染性の病気にかかった場合、いつまでわくわくプラザの利用を控えれば いいでしょうか?
A6-39:病気の際、わくわくプラザに行ってもいいかどうかは、 学校の登校基準とおなじく [学校保健法第19条、第20条] がガイドラインとなります。 (土曜日や長期休暇中についても同様)
ただ、実際には、学校の登校と同じく医者の指示に従えばよいと思います。
なお、保育園・幼稚園の登園基準についても学校保健法が準用されています。 こちらのページが参考になると思います。 → 「学校と伝染病」

Q6-40:インフルエンザが流行していて学級閉鎖になりましたが、うちの子は元気です。 わくわくプラザに行ってもいいでしょうか。
A6-40:学級閉鎖になったクラスの児童は、本人が元気であっても わくわくプラザには参加できません。

Q6-41:サポーターの雇用期間が3年なので、わくわくが始まって 3年経つ2006年にスタッフ総入れ替えになるらしいのですが、運営上問題はないのでしょうか。
A6-41:サポーターの雇用期間は6か月です。最長3年まで継続雇用できますが、 それを勘違いされているものと思われます。 雇用期間6か月の人も1年の人も2年の人もいるわけで、3年経って一斉に 総入れ替えになるわけではありません。

Q6-42:わくわくプラザのスタッフさんは週の勤務時間が限られているため、 最大でも週3日しか勤務できないそうですが、それで子どもたちとの 信頼関係は築けるのでしょうか?
A6-42:保育園でも正職員と非常勤の保育士さんがいたように、わくわく プラザでも正職員のリーダーと非常勤のサポーターさんのチームワークで プラザの運営に当たっています。 なかには勤務日の少ないスタッフさんもいるとは思いますが、その人だけ とりあげて勤務時間を問題にしてもあまり意味がないと思います。


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