Q6-10:近所の学童が待機児いっぱいで入れそうにないので困っています。
アスクルというのがあるそうなのですが、これはどういう施設でしょうか?
わくわくプラザとも違うのでしょうか?
A6-10:まず子ども文化センターについてはご存知でしょうか。
子ども文化センターとは、各中学校区に作られた施設で、
児童(〜高校生)が地域で「遊び」を中心に活動する拠点として
・施設、設備、遊具の提供
・図書の閲覧、貸し出し
・「遊び」の指導、援助
・仲間づくりの促進
・クラブ活動、サークル活動
などの活動を行っています。
そして、アスクル(ASCL)とは、小学生の子どもたちが学校帰りにかばんを
背負ったまま、こども文化センターへ直接行って遊べる制度で、
H11年度より市内全こども文化センターで始まりました。
アスクルは、子どもたちの自主性を尊重しながら、遊びを中心にした
仲間づくりなど健康で安全に豊かな放課後を過ごすことを目的としています。
ASCLを利用するには申し込みが必要で申し込むと「ASCL力−ド」が
渡されます。来館時にカードを提出して利用します(帰宅時に受け取り)。
学童保育との違いは、「保育」や「生活指導」の有無でしょうか。
毎日行かなくてもいい(お稽古事ができる)、
学童保育の「指導」が肌に合わない、などの理由で学童をやめて
アスクルに通う子も多いようです。
家庭の事情や子供の性格など考慮されたうえで、どちらを利用するか
決めればいいのではないでしょうか。
わくわくプラザと似ているところは多いです。
以下、想像ですが、今後、わくわくプラザが本格実施されれば、
アスクルというかこ文の機能・役割が変化していくのではないでしょうか。
たとえば、中学生、高校生の居場所として利用されることも考えられます。
<アスクル>
対象:小学一年生から六年生まで
利用日:月曜から土曜まで(学校休業日を除く)の希望する日。
時間:放課後から午後六時までの間の自由な時間
問合せ先:市民局青少年育成課 Tel:200−2111 (内線)2668
Q6-11:アスクルはわくわくプラザが始まる2003年4月以降も利用できるのでしょうか?
A6-11:はい。来年度以降もアスクル事業は継続されますので、利用することが出来ます。
Q6-12:おやつはどのようなものが出るのでしょうか?
A6-12:基本は乾きもののお菓子で、量は1〜6年生まで同じで、おおよそ、
おせんべい2枚、チョコ菓子1こ、クッキー2枚ほどです。
ときどきたこやきなど作ってくれることもあるようです。
Q6-13:急に休んだ日のおやつはどうなるのでしょうか?
A6-13:後日行った日に持たせてくれます。
続けて休んだときは現金で返してくれることもあります。
Q6-14:障害児が利用する場合、サポーターの加配はあるのでしょうか?
A6-14:はい、加配されます。
Q6-15:低学年の帰宅時間の目安は4時だそうですが、うちは帰宅時間が7時ごろであり、
それまで一人で一年生を留守番させておくのは不安です。
できれば6時まで利用したいのですが可能でしょうか?
A6-15:わくわくプラザは6時まで開室されていますので、もちろん6時まで利用することができます。
個別のご家庭の事情については、あらかじめスタッフとよく相談しておくとよいと思います。
Q6-16:わくわく利用中に体調が悪くなったとき、休めるスペースはあるのでしょうか?
A6-16:プラザ室内に2畳ほどの畳のスペースがあり、カーテンで仕切られるようになっています。
布団袋(寝具)も用意されていて、保護者に連絡して迎えに来るまでの間休ませてくれます。
Q6-17:わくわく利用中に体調が悪くなったとき、学校の養護の先生は対応していただけないのでしょうか?
A6-17:わくわくは6時までですから、養護教諭に毎日その時間まで残ってもらうことは難しそうです。
基本的にわくわくスタッフが対応することになりますが、
学童ホールと同様にわくわくにもモデル校でのノウハウが蓄積されているはずなので、
ご心配な点はスタッフに聞いてみるとよろしいかと思います。
いずれにしても保育園・学童ホールと同様、子供の具合が悪くなったら保護者かその代理者が
すぐに迎えに行くのが原則となります
Q6-18:体調が悪くなった子どもに一人のスタッフがかかりきりになると、他の子どもが
手薄にならないか心配です。
A6-18:緊急時の対応については、従来の学童ホールと状況は同じです。
むしろ、わくわくには4名のスタッフがいるので、2名の指導員しかいなかった学童保育より
改善されているといえるかもしれません。
Q6-19:学童では児童20人に指導員一人という基準がありましたが、わくわくにはそのような基準が
なく、すべての児童を4人でみるということなので不安です。
A6-19:
基準はありませんが、利用者が増えた場合には、状況に応じてスタッフの加配は当然行なわれます。
また、「すべての児童」といっても、モデル校でのわくわくの利用者実績数は30〜60人ほどでした。
それに対して4人のスタッフがついている訳ですから、留守家庭児ホール(学童保育)
に比べて少ないとはいえないでしょう。
Q6-20:わくわくプラザの有効性、特にそれが留守家庭児童にも有効であることを
モデル校で検証したと川崎市は説明しています。
しかし学童保育が廃止されたわけではないのでモデル校のわくわくプラザには
留守家庭児はいなかったのではないでしょうか。
本当にそれで検証されたことになるのか疑問です。
A6-20:モデル校に指定されたのは、そもそも従来留守家庭児ホール(学童保育)が
無かったところが多かったそうです。モデル校のわくわくプラザに留守家庭児が
居なかったということはありません。
Q6-21:父母会は作っていただけるのでしょうか?
A6-21:父母会は行政にお膳立てしてもらって作っていただくようなものではなくて、
必要と感じた保護者が集まって話し合って作るものだと、ファイターズでは考えています。
PTA等の学校関係の活動などもありますから、各保護者の負担にならない範囲で
考えればいいのではないでしょうか。
Q6-22:スタッフの方々との懇親会(意見交換の場)は設けていただけるのでしょうか?
A6-22:モデル校では、保護者の要望を受けて学期末に行われていたようです。
これまた、その必要性を感じた保護者の方々で企画されればよろしいかと思います。
Q6-23:すべての小学校にわくわくプラザが設置されるという話ですが、私立小にも
わくわくプラザができるのでしょうか?
A6-23:いいえ、わくわくプラザが始まるのは公立小です。私立小にはできません。
Q6-24:では、私立小の児童がわくわくプラザを利用することはできないのですか?
A6-24:他校の児童であっても、わくわくプラザが利用できるようにする方向で
現在調整中です。
Q6-25:わくわくプラザの運営が民間に委託されると聞きました。本当でしょうか?
A6-25:はい、本当です。わくわくプラザはこども文化センターの事業という位置付けに
なりますが、こども文化センターの運営は財団法人ボランティアセンターに委託されることになりました。
Q6-26:わくわくでは着替えを持たせることが出来ないと聞きました。
ロッカーも個人専用のものは用意してくれないそうです。
自分のものが分からなくなりそうで心配です。
A6-26:モデル校では着替えは持っていけるようになっていました。
確かにかばん置き場は共用で、個人ロッカーは割り当てられませんが、
ほとんどの子供にはそれが問題になったことは無いようです。
子供の性格や家庭事情については、事前にスタッフとよく相談しておけば
ある程度対応してもらえると思います。
Q6-27: 年度初めは利用児童も多いし、新一年生はまだ学校にも慣れていません。
4月だけでも特別な体制(スタッフ5人にする等)でやってもらえると安心なのですが。
A6-27:モデル校では5人体制でやっていたようです。
2003年4月からの本実施の際、全校5人体制スタートというのは難しいかもしれませんが、
新学期の様子についてはモデル校での検証で市も把握しているでしょうから、
スタッフ増員に限らず、問題が生じないよう状況に応じて臨機応変に対応してもらえると思います。
Q6-28:どうもプラザ室が狭いように感じるのですが、もう少し広い場所を確保してもらないのでしょうか。
A6-28:プラザ室はあくまで活動の拠点であって、そこで終日過ごすことは想定されていません。
わくわくプラザは学校の施設を利用できるのが大きなメリットです。
たしかにプラザ室が狭いわくわくもあるようですが、他の施設(体育館など)をうまく利用するなど
工夫しているようです。
Q6-29:学校内での事故には学校保険が適用されると思います。
わくわくプラザは学校内で行なわれるので、新たに保険に加入する必要はないのではないでしょうか。
A6-29:保険上はプラザ室に入った時点で帰宅したもの、とみなされます。
したがって、わくわくプラザでの活動には学校保険は適当されません。
わくわくプラザでの活動中、プラザ室から自宅までの帰宅途中の事故の保険としては、
新たにスポーツ安全保険に加入する必要があります。
Q6-30:わくわくプラザを利用する際には、必ずスポーツ安全保険に加入しなければいけないのでしょうか。
A6-30:任意保険ですので、加入義務はありません。ただ、モデル校では9割以上の方が加入されていたようです。
Q6-31:スポーツ安全保険の内容について教えてください。
A6-31:
(1)死亡 2000万円
(2)後遺障害 最高3000万円
(3)入院 一日につき4000円
(4)通院 一日につき1500円
となっています。
詳しくは[こちら]
を参照してください。
ただし、15年度からの本実施の際には若干変更になるかもしれません。
Q6-32:投薬はしていただけますか?
A6-32:医療行為に類することには対応していません。
Q6-33:アトピー体質なので、薬を塗っていただきたいだけなのですが、ダメですか?
A6-33:塗り薬であっても、スタッフが投薬することはできません。
Q6-34:アレルギーがあるので、どんなおやつがでるか不安です。
A6-34:そのような不安がある場合には、おやつを持参してください。
Q6-35:学校からはお菓子の類を持ってこないように言われているので、おやつを持参することはできないのではないでしょうか。
A6-35:学校に事情を説明し事前に了解をとれば、おやつを持参することができます。
Q6-36:わくわくプラザの利用児童は当日にならないと分からないらしいのですが、
それで出欠の確認ができるのでしょうか?
A6-36:少々誤解があるようです。出欠確認を希望する場合は、あらかじめ利用予定の
日時を登録しておく仕組みになっており、それに基づき出欠確認を行ないます。
一方、出欠確認を希望しない、必要としないご家庭もありますので、
その児童が利用するかどうかは、当日にならないと分かりません。
Q6-37:どのような方が、わくわくのスタッフになるのでしょうか。
A6-37:
[スタッフの募集要項]
によると、学童指導員もしくは、40歳未満の方が、スタッフリーダーになるようです。
サポーターについての詳細は未定です。
Q6-38:スタッフリーダーの募集要項によると18歳でも応募できるようですが、
そのような若い人にサポーターの管理業務ができるのでしょうか?
A6-38:管理業務はこども文化センターが組織として行なうことになっています。
各スタッフリーダーは、こ文館長の指示・協力のもとにサポーターのマネジメントを
行ないます。
スタッフリーダー一人の責任で管理業務を行なうわけではありません。
Q6-39:伝染性の病気にかかった場合、いつまでわくわくプラザの利用を控えれば
いいでしょうか?
A6-39:病気の際、わくわくプラザに行ってもいいかどうかは、
学校の登校基準とおなじく
[学校保健法第19条、第20条] がガイドラインとなります。
(土曜日や長期休暇中についても同様)
ただ、実際には、学校の登校と同じく医者の指示に従えばよいと思います。
なお、保育園・幼稚園の登園基準についても学校保健法が準用されています。
こちらのページが参考になると思います。
→
「学校と伝染病」
Q6-40:インフルエンザが流行していて学級閉鎖になりましたが、うちの子は元気です。
わくわくプラザに行ってもいいでしょうか。
A6-40:学級閉鎖になったクラスの児童は、本人が元気であっても
わくわくプラザには参加できません。
Q6-41:サポーターの雇用期間が3年なので、わくわくが始まって
3年経つ2006年にスタッフ総入れ替えになるらしいのですが、運営上問題はないのでしょうか。
A6-41:サポーターの雇用期間は6か月です。最長3年まで継続雇用できますが、
それを勘違いされているものと思われます。
雇用期間6か月の人も1年の人も2年の人もいるわけで、3年経って一斉に
総入れ替えになるわけではありません。
Q6-42:わくわくプラザのスタッフさんは週の勤務時間が限られているため、
最大でも週3日しか勤務できないそうですが、それで子どもたちとの
信頼関係は築けるのでしょうか?
A6-42:保育園でも正職員と非常勤の保育士さんがいたように、わくわく
プラザでも正職員のリーダーと非常勤のサポーターさんのチームワークで
プラザの運営に当たっています。
なかには勤務日の少ないスタッフさんもいるとは思いますが、その人だけ
とりあげて勤務時間を問題にしてもあまり意味がないと思います。
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