◎わくわくプラザ事故ミーティングを開催しました
2003.11.19に溝の口にてわくわくプラザ事故ミーティングを開催しました。
わくわくプラザで起こっている事故をどう理解すればよいか、今後どうして
いくのがよいか、を考えるのが目的です。
わくわくプラザの利用者、利用予定者、スタッフの方、あわせて10名の参加者でした。
以下、出た話題を順不同でポイントのみ挙げておきます。
また、ミーティング後、かわさき市民活動センターに問い合わせて分ったことなど
付記しておきます(青字はファイターズコメント)。
さらに後日、入手した
[11/14の市民委員会議事録](PDF)と、
[事故リスト](PDF)を
追加しておきます。(2003.12.30.)
- 来年利用予定のわくわくプラザでは、毎日スタッフのミーティングを
やっているそうです。
そのおかげかは分からないけれど、そのプラザでは事故は発生していないようです。
また、東大島の事故の後、すぐに安全対策がとられました。
→サポーターまで含めた全てのスタッフが揃ってのミーティングはなかなかできない。
短時間でも少人数でも毎日ミーティングを行なうことは、スタッフ間の情報共有の面で
大変有効だし、事故防止にもつながると思われる。
- うちもプレハブ2階だが、東大島の事故の後にも紙切れ一枚きただけで、
安全対策がとられたということもなく、同様の事故が起こるのではないかと不安。
→安全対策の通知をうけて、実際に現場の安全対策を行なうべきなのは、各こ文館長や
スタッフリーダーの仕事だと思われる。
プラザによって安全対策の対応が異なっているのは、館長・リーダーの意識の差なのだろうか?
- 窓に柵があるのは1箇所だけ(危険そうな場所ではなく、デザインとしての柵)。
ストッパーを申請したが、館長に「本部の承認が下りるのに時間がかかる」といわれ、
安全対策がとれていない。
→決済日は月1度だが、緊急を要するものについては随時対応している。
- スタッフ不在ということはありうる。数が足りない。
- 事故に遭ったが、スタッフに状況をきいても「見ていなかったので分らない」といわれた。
親身になってくれたのは、わくわくのスタッフより学校のほうだった。
- 「○○は危ないと思ってたんですよね〜。」と言われた。
だったら、きちんと見ていて欲しい。プロ意識が足りないのではないか。
- 木から落ちて救急車、という事故があった。このケースはスタッフも見ていて、
「そんなに高く登っていると落ちて怪我するぞ」と注意していたが、その通りになった。
スタッフはどうすべきだったのか。
→「木登り禁止」にするのは簡単だが、そうすると、事故が起きるたびに禁止事項が
増えていき、子どもにとっては魅力のない場所になってしまう。
そこのバランスをどうとるか、難しい判断になる。
- 他のプラザで起こった事故の事例が分かると、自分のところでも安全対策が図れるし、
事故防止にもなると思うのだが、そういう情報は全然下りてこない。
→1学期に各館長には事故の状況報告(3件)が送られているはずだが、
うまく活用されていないのではないか。
- ○○小のわくわくは運営がうまくいっていて評判もよいという話をきいたが、
そういうプラザではどういう運営をしているのかスタッフの人にきいてみたい。
- 前日発生した事故についてサポーターさんに質問したが、「えっ、事故があった
んですか?知りませんでした。」と言われた。引継ぎはいったいどうなっているのか?
→スタッフ間の情報共有が不十分。
連絡ノート等で引継ぎはしているはずだが、機能していないのではないか。
また、本当に知らなかったとしても「知らなかった」と言うべきではない。
「確認した上で、後ほどご連絡します。」と対応すべきではないか。
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