◎平成13年第1回川崎市議会定例会における高橋市長答弁より
次に,保育事業についてのお尋ねでございますけれども,全国的に少子化が進行する中,
本市におきましては,ゼロ歳から5歳までの学齢前児童がここ数年増加してきております。
子どもが多いということは,本市にとりまして大変喜ばしい歓迎すべきことであり,
21世紀を担う子どもたちが健やかに育つ環境を整備することは大変重要なことでございます。
若い世代が安心して子どもを産み,ゆとりを持って健やかに育てていくことができるよう,
また,子育てと仕事の両立が図れるよう,公立と民間保育所が一体となって子育てを
支援していくことが必要であると認識しております。
そのため,本市では,低年齢児対策を含めました保育受け入れ枠の拡充を図っております。
具体的には,平成12年度から13年度におきまして,新設保育所3ヵ所の整備,
民間保育所7ヵ所の増改築及び公立保育所の施設整備を行いまして,保育所における児童の
受け入れ拡大を図るなど,全力を挙げて取り組んでいるところでございます。
さらに,これらの事業に加えまして,認可外保育事業をあわせて推進することによりまして,
平成14年4月には待機児童を解消し,市民の皆様の保育所利用要望にこたえてまいりたいと
考えております。