112<>2001/02/15(Thu) 14:38<>い<>tatsuaki@eqg.org<>横浜市が無認可保育施設への監督を強化(神奈川)(2/15)
:> 元幼稚園園長ら保育の現場での経験を持つ嘱託職員

認可外への運営指針というのは、非常に困難が伴うと想像しますが、なんとか、すすめていってほしいですね。
(素人感想ですが、たとえば、公立公設保育所基準をベースに判断しても、保育所も保育士も、保護者もまったくことなる状況でしょうから、ギャップが激しいような、気がします。)
www.yomiuri.co.jp/kyoiku/01/20010215wm00.htm

111<>2001/02/15(Thu) 14:24<>い<>tatsuaki@eqg.org<>平成13年度予算案について
・ 小学校・中学校の整備 50億7,400万円のなかに、「富士見台小増築工事」がありました。。。

保育関係は、
・ 保育の充実 30億5,155万円

保育受入枠の拡充
 認可保育所の新設:完成3カ所(高津区内,宮前区内,多摩区内)
 定員420人
民間保育所の増改築:2カ所
保育内容の充実等
 地域保育園の援護(27カ所→28カ所),
 乳児保育事業(おなかま保育室)の実施(20カ所→22カ所),
 延長保育の実施(73園),一時保育事業経費の助成(2カ所→3カ所),
 地域子育て支援事業の実施,乳幼児健康支援一時預かり事業の実施等

P.S.
そういえば、最近の時代をさかのぼって、2001プラン(前の中計)の中身に興味が行っています:−)
www.city.kawasaki.jp/23/23syomu/home/13yosan/13yosan.htm

110<>2001/02/14(Wed) 01:19<>い<>tatsuaki@eqg.org<>第6講 児童福祉の理念
A〜Fまで打ちこんだものの、前説として、1があります。(概要ですな)

1 児童の権利保障、児童福祉の理念の系譜―「受動的権利」から「受動的権利と能動的権利の並存」へ

杉田は、「児童の権利に関する条約」(以下「児童の権利条約」)の思想的背景について歴史的経緯をたどりつつ考察している。また、森田は、少年司法における保護と適性手続きの関係について法思想史的に考察している。さらに、福田も児童人権思想の系譜をたどりつつ、児童の権利条約の意義について考察している。ここでは、これらを踏まえ、世界的にみた児童の権利保障の系譜を俯瞰し、それがわが国にもたらす影響について考察することとする。

現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6

109<>2001/02/14(Wed) 01:01<>い<>tatsuaki@eqg.org<>権利条約の発展的視点<>
F 権利条約の発展的視点

最後に、本条約第12条は、児童の年齢に応じて児童の意見を尊重すべきこと
を規定しており、このことは、本条約が発達的視点を有していることを示して
いると考えられる。それは、児童の「自己決定力」の育成と尊重という視点で
あろう。
 児童が自己の意見をもつことができるように成長するためには、幼少期から
自分で考え、自分で決定するという訓練がなされている必要がある。その意味で、本条約の精神を生かしていくことは、「自己決定」のできる人間を育成し
ていくことになると思われ、発達的見通しをもって児童の決定への参加を促し
ていくことも、この条約の権利概念のなかには含まれていると考えることがで
きる。児童の権利条約とこれからの児童福祉という命題を考える場合には、こ
れらの視点を児童福祉実施に当たって、いかに整合・調和をさせていくかが基本
的な課題になってくるものと考えられる。

現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6
<><>kwsk10ds32.kng.mesh.ad.jp<><>

108<>2001/02/13(Tue) 16:07<>い<>tatsuaki@eqg.org<>「受動的権利」と「能動的権利」の併存<>
E 「受動的権利」と「能動的権利」の併存

しかしながら、児童は成人に比し心理・社会的に未成熟であるため、親等に
よる保護・指導の必要性を消し去ることはできず、結果として児童の権利条約
においては、この両方の権利概念が併存するという結果になったものと思われ
る。そして、そのことを象徴している条文が、第3条の「児童の最善の利益」や
第5条「親の指導」、第18条(児童養育に係る親の第一義的責任)および第37条、
第40条の刑罰にかんする保護規定等の児童保護にかんする規定と、第12条
「児童の意見尊重」およびそれ以下の自由権規定であると考えられる。ちなみ
に、この両方の児童の権利概念、児童観の併存については、杉田も、「<条約>
の児童観の中には<依存>と<自律>という二つの異なる要素が整合化されな
いまま併存している」と考察している。
児童は、他の成人の少数グループのように、力、ソーシャル・アクションに
よって権利を勝ち取っていくことはできない。 そういう意味では、この児童の
権利保障の系譜は、「児童の権利は、常に成人の掌の中にある」ということを
物語っている。

現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6

107<>2001/02/12(Mon) 20:29<>い<>tatsuaki@eqg.org<>たまりば<>
「たまりば」が紹介されていました!!

追伸:
「たまりば」こどもたちのページが、今月頭から開設しています。
URL] http://www.creatress.com/tamariba/
www.kanagawa-np.co.jp/news/sm01021201.html

106<>2001/02/12(Mon) 15:51<>い<>tatsuaki@eqg.org<>能動的権利<>
D 能動的権利

しかるに、1948年の「世界人権宣言」国際連合採択を経て、1960年代からのアメリカにおける差別撤廃運動が1966年の「世界人権規約」国際連合採択とし実を結び(わが国では1979年に批准)、それが性差による差別撤廃としての「女子差別撤廃条約」の国際連合採択(1974年、わが国は1985年に批准)に引き継がれ、第三の波として、年齢による差別の撤廃を引き起こすこととなった。
 ここにおいて児童の権利は、従来の「保護を受ける権利」から「人権としての児童の権利」すなわち、成人とほぼ同質の権利を保障する能動的権利にもその比重が置かれることとなっていったのである。

現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6

105<>2001/02/12(Mon) 15:42<>い<>tatsuaki@eqg.org<>受動的権利<>
C 受動的権利

この場合の児童の権利とは、「児童の最善の利益」を図る成人の義務に対応する児童の「保護を受ける権利」すなわち受動的権利であるといえる。この権利概念は、すでにみてきたように児童の権利概念として国際的に定着しており、わが国の児童福祉法、児童憲章等にみられる児童の権利概念も主としてこの考え方によっている。すなわち、児童福祉法第1条の、
「(1)  すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。
(2)すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない」および児童憲章前文の、
「児童は、人として尊ばれる。/児童は、社会の一員として重んぜられる。/児童は、良い環境の中で育てられる。」という表現および本文の「すべての児童は……」に始まり、「……れる」に終わる表現に代表される受動態の記述がこのことを物語っている。
現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6

104<>2001/02/11(Sun) 09:56<>せき<>seki@fra.allnet.ne.jp<>Re:[103] 更新情報<>
新作小の子どもさんが書いたらしい絵には、”検証”した方々がこだわっておられた
ロッカーもちゃんとあるみたいですね。

103<>2001/02/11(Sun) 09:38<>たなか<>mikio@eqg.org<>更新情報<>
わくわくだより他、わくわく関連の配布物をまとめてみました。
www.eqg.org/fighters/waku/print.htm

102<>2001/02/11(Sun) 03:16<>待機児の親<><>Re:[99] こんだんかい(2001.2.9)<>
> 2・9懇談会で、全市連の渡辺氏が、「以前の児童福祉審議会で…」と、待機児童についてのカウント見解相違を訴えていましたが、どの資料なのでしょうねえ。

くだんの懇談会に出席していたものですが、カウントの仕方なんてどうでもいいことです。とにかく早くあらゆる手段を使って待機児を解消してほしいというのが願いです。
保育料データで他市の名前をABCで隠すのはけしからん、とかどうでもいいような話が多くてうんざりでした。
(保育白書でもみれば、すぐ分かるでしょうに。)

それから、新設園に関して市民参加して作る、と言ってた人がいましたが、冗談やめてほしい。
そんなことはじめたら、いったい完成がいつになるのかわかりゃしない。待機児の親の心情を理解しない無神経な発言だと思いました。

101<>2001/02/11(Sun) 01:49<>い<>tatsuaki@eqg.org<>うーん、そういうものかあ<>
時間が進んでいる:−)2001年12月!?

保育団体 イコール ヘビメタ 論からいうと、適合するなあ。。。
www.kinet.or.jp/hoiku/data01/0209yosan.html

100<>2001/02/10(Sat) 21:36<>い<>tatsuaki@eqg.org<>The Best Interest of the Child<>
「児童の最善の利益」
この思想に従えば、必然的に親の権利という「私権」と国家の後見という「公権」との対立を含むこととなり、これを解決する概念として、「児童の最善の利益」(The Best Interest of the Child)という概念が導入された。
この概念を最初に用いたのは、エグランティン・ジェブ(1919年にイギリスで組織された児童救済協会<後に国際組織に発展して国際児童救済連盟となる>の指導者)であり、彼女が中心となって国際連盟に提出した児童権利宣言の草稿のなかに初めてみられている。
これが1924年の国際連盟の「児童の権利に関するジュネーブ宣言」や国際連合の「児童の権利に関する宣言」(1959年)に、次のように引き継がれていき、児童の権利を構成する主要な概念となっていったわけである。すなわち「児童の権利に関するジュネーブ宣言」前文における「……すべての国の男女は、 児童に最善のものを与えるべき責を負うことを認識しつつ、……」という文言や「児童の権利に関する宣言」前文における「……人類は、児童に対し、最善のものを与える義務を負うものであるので、……」といった文言がこのことを示している。そして、この概念は、1989年に国際連合で採択された児童の権利条約にも引き継がれ、たとえば、第3条の「児童に関するすべての措置をとるに当たっては、……児童の最善の利益が主として考慮されるものとする」などの表現としてみられている。

現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6

99<>2001/02/10(Sat) 02:39<>い<>tatsuaki@eqg.org<>こんだんかい(2001.2.9)<>
2・9懇談会で、全市連の渡辺氏が、「以前の児童福祉審議会で…」と、待機児童についてのカウント見解相違を訴えていましたが、どの資料なのでしょうねえ。

昨年、公文書公開請求かけて入手している、渡辺さんが特別良委員で入った当時の児童福祉委員会資料には、どうも見当たらないでいます。(確認しないと、結局なんだか良くわからない話です。)

「保育所運営に係わる行政負担と受益者負担のあり方」について平成7年では、保育料のガイドライン設定であったかと思うのですが…

98<>2001/02/10(Sat) 02:30<>い<>tatsuaki@eqg.org<>Parens Patriae<>
児童福祉の理念ということで、いくつかのモノの本から紹介です。

A パレンス・パトリエ
19世紀以前の英国にみる「児童の権利」概念として、パレンス・パトリエ(PARENS PATRIAE:国親)の概念がある。これは、「本人にとって利益であることをもって、行為の自由に干渉することを正当化する」という、いわゆるパターナリズムの考え方にもとづくものであり、親によって保護と救済が十分に受けられない児童を、国家が親に代わって保護と救済を行うという考え方である。

現代児童福祉論(第3版)第6章
著者:柏女霊峰、発行所:誠信書房、ISBN:4-414-60126-6

97<>2001/02/09(Fri) 01:11<>たなか<>mikio@eqg.org<>野川南台<>
> これ、野川南台保育園の民間移管反対の話ですね。
> 民間移管の何がそんなにいけないのか、どうもわからないでいます。

野川南台は運営形態が特殊で、また「民営化」の言葉だけが先走りしていてその具体的内容がよく分からないのでコメントしづらいところですが。。

> 料金が跳ね上がるんですか?

無認可になってしまうということであれば、その可能性は否定できないですね。
まあ無認可といっても、問題はその内容がどうかということですけれど。。

96<>2001/02/08(Thu) 12:35<>い<>tatsuaki@eqg.org<>Re:[93] 児童の利益と親の利益が対立するとは<>
> 本の御紹介 項目だけ紹介します.
>
> 現在児童福祉論(第3版)

わー, "現在" -> "現代"だったわ_o_

本の御紹介:-)

================================================================
新時代の保育サービス―親と子のウエルビーイングをめざして
フレーベル館 (2000-10-01出版) ISBN:4577802554
柏女 霊峰・山本 真実

第1部 保育サービスの考え方

子育ての社会化と子育て新時代

保育ニーズと保育サービス

親のための保育サービス―多様化する保育

子どものための保育サービス―発達と自立を保障する保育

保育サービスの論点―今後の課題

第2部 新時代の保育サービス

保育サービスを取り巻く動向

保育サービスの方向(制度改革をめぐる論点.保育内容をめぐる論点)

保育士の新たな専門性

親と子のウエルビーイングをめざして
================================================================

95<>2001/02/07(Wed) 21:51<>せき<>seki@fra.allnet.ne.jp<>Re:[94] 公立の使命<>
これ、野川南台保育園の民間移管反対の話ですね。
民間移管の何がそんなにいけないのか、どうもわからないでいます。

”24時間保育・給食サービス・送迎バス・午睡の自由等々”
うーん。いったいどうして悪いんだ。
いいじゃないの、なかなか。

料金が跳ね上がるんですか?

94<>2001/02/07(Wed) 02:30<>い<>tatsuaki@eqg.org<>公立の使命<>
団地内で、施設にお願いしている方々が、一番の当事者になるのでしょうか。
S46.8.1設立ということは、向丘、乳児 についで有馬の間に位置するのですね。
90人定員でスタート現在は60人定員でしょうか。

状況の説明を読むと、
川崎市としては、県に認可相応分負担で進めて欲しいという
意思表示として、市が受け持つべくの認可を出せない状況の
ようにみえますね。

市の負担で負える部分なのか、経緯的に県で面倒を見てねな
のか、どこかで踏ん切りしてもらわないと、このまま不安定な
まますすむんでしょうね。

町会(団地自治会?)での取り組みになっていないんですよ
ねえ。。。それが不思議。(団地内施設としての存在が希薄?


village.infoweb.ne.jp/~plaza/minamidai/minamidai01.htm

93<>2001/02/06(Tue) 13:15<>い<>tatsuaki@eqg.org<>児童の利益と親の利益が対立するとは<>
本の御紹介 項目だけ紹介します.

現在児童福祉論(第3版)
1995.6.15 初版
1999.3.25 第3版
著者:柏女霊峰
発行所:誠信書房
ISBN:4-414-60126-6
---------------------------------------------------------
第16講 保育

6.今後の課題

A. 保育所の位置づけをめぐる課題
B. 保育と児童の発達保障をめぐる課題
C. 保育の総量, 供給をめぐる課題
D. 保育ニーズの多様性への対応をめぐる課題
E. 保育所機能の拡充をめぐる課題
F. 保育の質をめぐる課題
G. 保育態様の多様化をめぐる課題
H. 保育サービス提供体制の多様化をめぐる課題
I. 保育者の専門性をめぐる課題

第6講 児童福祉の理念
1. 児童の権利保障, 児童福祉の理念の系譜 -「受動的権利」から
「受動的権利と能動的権利の併存」へ
A. パレンス・パトリエ
B. 「児童の最善の利益」
C. 受動的権利
D. 能動的権利
E. 「受動的権利」と「能動的権利」の併存
F. 権利条約の発達的視点

2. 児童福祉の理念をめぐる動向
A. 国際家族年とa子育て家庭支援
B. 児童の権利条約と児童の権利保障
C. 子どもの未来21プラン研究会報告書

3. 今後の児童福祉の理念
A. 子育て家庭支援の視点から
1)児童養育にかんする家庭と社会の共同責任 -「保護的福祉」から
「支援的福祉」, 「児童福祉」から「児童家庭福祉」へ
2) 男女共同型子育ての推進 - 「血縁・地縁型子育てネットワーク」から
「社会的子育てネットワーク」へ
3) 多様な価値観と多様なライフスタイルを前提とした支援策の展開
- 「与えられる(与える)福祉」から「選ぶ(選ばれる)福祉」へ
4) 地域を基盤とした施策の総合的・計画的進展 -
「点の施策」から「面の施策」へ

B. 児童の権利保障の視点から
1) 「児童の最善の利益」の明確化 - 「成人の判断」から「児童の意見も」へ
2) 子権の尊重 - 「親族の情誼」,「家庭への介入抑制」から「子権のための介入」へ
C. 「福祉」から「ウエルビーイング(自己実現と権利保障)」へ

-------------------------------------------------------------------
抜き出しとして]

6-3-B-2)
また、児童の利益と親の利益が対立する、たとえば、親権をはさんだ対立が
生じたような場合に、どのようにしてその調整を図っていくかといったこと
についても検討が必要である。すなわち、典型的には児童虐待のケースに現
われるが、児童の処遇をめぐる「親権」と「子権」の相克、「児童の最善の
利益」のために介入しようとする「公権」と家庭・保護者の養育・監護の権
利やプライバシーの尊重等の「私権」との相克の問題について調整する仕組
み・プログラムを考えていくことが必要である。

--------------------------------------------------------------------

92<>2001/01/31(Wed) 01:17<>せき<>seki@fra.allnet.ne.jp<>注釈<>
公立保育園が民営化するということなら、この表現はちょっと変でしたね。
でも、まあ、趣旨は変わりません。民営化した公立が民間にとって、ライバルになるだろう、と
読み替えてください。

>公立保育園だって、競争の中で、がんばってゆくしかないのでは?
・・・
> ライバルの登場、受けてたってはいかがでしょうか。

91<>2001/01/31(Wed) 01:02<>せき<>seki@fra.allnet.ne.jp<>Re:[89] [88] 変なチラシ<>
はまさん、こんばんは。

一父母として保育園に望むことは子どもを安全に、健やかに、楽しく過ごさせてくれること。
それが可能なら公立園でも民間園でもまったく構わないと、個人的には思っています。
むしろ、民間園もどんどん増えて、選択肢を増やして欲しいな。

>公務員の甘えといわれようが、労働者としては反対するのは当然ではないでしょうか?

そうですね。それは当然かもしれません。
でも、自分たちの職業は自分たちで守らないとね。カスタマーとも言うべき父母に理解を求
めるのは筋違いではないですか?

このチラシを配ったのが公立の保育労働者の方々であるなら、民間に負けないような保育
園を作ってゆくことにこそ、力を注いで欲しいと思います。(保育関係者の方々でないな
らどういう意図があるのか、ちょっと理解しかねますので、なんともいえません。やっぱり変
なちらしなんではないでしょうか。)

> 民営化を絶対的に賛美するほど、公立公営ががちがちで働く親に冷たいとは思えないの

公立ががちがちで冷たいとは私も思いません。
現に世話になり、とてもありがたく思っていますし、素敵な保育士さんが多かったです。

でも、保育だって事業。消費者がよりよいものをより安く求めるという厳しい現実に変わり
はないのです。
公立保育園だって、競争の中で、がんばってゆくしかないのでは?
公立の保育士さんの経験は平均的に見て豊富だし、長い実績があってノウハウも蓄積さ
れている。民間から見たらかなりの脅威です。
ライバルの登場、受けてたってはいかがでしょうか。

90<>2001/01/30(Tue) 23:15<>たなか<>mikio@eqg.org<>Re:[89] [88] 変なチラシ<>
はまさん、書き込みありがとうございます。

> 保育労働者としては、公務員のほうが会社員より当然、労働条件は良いです。

ああ、あれはやっぱり父母のためというより、保育労働者のためのチラシなんでしょうかね。

> 民営化とは、極論すれば、企業がアウトソーシングして、正規労働者をすべて派遣労働者やパートタイマーでまかなうというのに等しいことになりかねません。

極論というか、そもそも今回の民営化の件は、そんな話ではないのですよ。
正しい理解のためには「認可基準というのがあるのだから、そんなことは起こりませんよ」ということをまず父母に伝えるべきなのです。
その肝心なことを抜きにして、ただ父母の不安を煽るだけの内容なので、「なにこれ?」と思ったのでした。

> 延長保育がはじまってから、保育士の先生方が毎週のように、7時過ぎまで会議をしているのを見て、実際大変なことだな、と有り難く思っていました。

ですから保育労働者の側からすれば、「延長保育は労働強化につながるので反対!」というのが、筋だと思います。
いったい誰が何のために作ったちらしなんでしょう。
ますます、謎は深まるばかりです。

89<>2001/01/30(Tue) 17:30<>はま<><>Re:[88] 変なチラシ<>
> それから、公立園に延長保育や0歳児保育を望むそうなんですが、これも、民営化して民にやってもらった方がよほど早く実現すると思います。

保育労働者としては、公務員のほうが会社員より当然、労働条件は良いです。
民営化とは、極論すれば、企業がアウトソーシングして、正規労働者をすべて派遣労働者やパートタイマーでまかなうというのに等しいことになりかねません。というわけで、公務員の甘えといわれようが、労働者としては反対するのは当然ではないでしょうか?
ちなみに私は保育労働者ではないけれど、公務員です。出産前は、残業が1カ月100時間越えたこともありますので、のんびり楽ちんの公務員とは言い難いけど、確かに身分の安定感はかなりのものですし、今は育児優先で職場の中で配慮してもらえ、定時で帰れます。
延長保育がはじまってから、保育士の先生方が毎週のように、7時過ぎまで会議をしているのを見て、実際大変なことだな、と有り難く思っていました。
民営化を絶対的に賛美するほど、公立公営ががちがちで働く親に冷たいとは思えないので、あまり「変」と決めつけるのもどうかなと思いますが。

88<>2001/01/30(Tue) 07:41<>たなか<>mikio@eqg.org<>変なチラシ<>
なんだかよく分からないチラシが保育園で配られてました。
公立保育園の民営化に反対!という内容なんですが、
「公立園民営化=私立認可化」という肝心なことが書かれていません。認可なので保育料も保育内容もさほど変わらないということを理解したうえで、細かい点の議論をする必要があると思うのですが。。
それから、公立園に延長保育や0歳児保育を望むそうなんですが、これも、民営化して民にやってもらった方がよほど早く実現すると思います。
というわけで、謎のチラシでした。

87<>2001/01/27(Sat) 15:53<>い<>tatsuaki@eqg.org<>人権施策推進指針<>
昨日(1月26日)、川崎人権推進指針が公表されたようです。
神奈川新聞21面に記載。(市議会市民委員会で話になった模様。今日は市のHomePageはメンテ中)
来月、男女共同参画センタで、シンポが開催される予定ですから、そこでの話、注目でしょうか。

86<>2001/01/25(Thu) 22:05<>せき<>seki@fra.allnet.ne.jp<>全国の待機児童<>
1月25日の読売新聞(千葉県版)に保育所待機児童数の都道府県別データが棒グラフで掲載されました。これによるとトップは東京都で7725人。2位は大阪府で以下神奈川、兵庫、埼玉、沖縄と続きます。一方、待機児0の県は石川、山梨、長野、岐阜、鳥取、宮崎の6県。首都圏と地方とで格差が広がるのはわかるとして、沖縄(約1500人)が意外に多い、という印象を持ちました。何年か前、川崎が市としては待機児童数がトップだと聞いたことがありますが、今はどうなのでしょうね。

85<>2001/01/24(Wed) 21:41<>たなか<>mikio@eqg.org<>更新情報<>
新コーナー「わくわくが欲しい!投票アンケート」を
始めました。
どうぞ、投票をよろしくお願いします。
www.eqg.org/fighters/cgi-bin/eztohyo.cgi

84<>2001/01/22(Mon) 20:30<>たなか<>mikio@eqg.org<>更新情報<>
モデル校別わくわく登録率、学年別わくわく登録率を
「わくわく基礎知識」にアップしました。
いさん、情報、どうもありがとうございました。

83<>2001/01/21(Sun) 12:22<>せき<>seki@fra.allnet.ne.jp<>Re:[80] 生死観<>
会社を休もうという心境にさせるくらいなのだから、よほどお子さんの雰囲気はシリアスだったんですね。生まれた月に死ぬことがわかっていれば、いろいろ決められて便利かも・・・て
のは冗談ですが。

こどもって、案外平気で死という言葉を口にするな、自分の娘に対しては思ってました。たしなめてもだめなんですよね。彼女の頭の中にはその程度の重要度でしかないから。飼っていた魚が死んで、お墓を作ったり、追悼文みたいなものを書いたりしているんですが、その態度が存外、あっさりしていて、エンジョイしているようにさえ見えたのを覚えています。

いさんのお子さんが、うちと同様かどうかはわからないけど、死生観そのものが成長してゆくものなのではないでしょうか。

82<>2001/01/20(Sat) 12:54<>たなか<><>更新情報<>
わくわく日記、生田地区、木月地区を更新しました。

81<>2001/01/18(Thu) 06:03<>たなか<><>更新情報<>
わくわく日記(菅地区)を更新しました。

80<>2001/01/16(Tue) 03:55<>い<>tatsuaki@eqg.org<>生死観<>
昨日(月曜日)朝、「何月に死ぬんだろうね、ぼくは?12月産まれだから、12月かな?」なんていう言葉から、ウチの月曜日は始まりました。「おばあちゃんは、4月産まれだけど違ったから、違うんじゃないの?」と。家族で朝食を取っている際、子ども(6歳)が話したことばですが(児童虐待とかあるわけでもないのですが。。。)
だいたいは寿命として、親の方が、先に往生すると思っていたので、(乳児期を過ぎて生存しているので、生きていくだろうと勝手に思っていたのですが。。。)親は気になり、片方が休日としました。(休みたかった方の親です^^;)

気になり1日過ぎました。で、
先回りして、親の勝手な思い込みでの説明ではなく、子どもが自分で確認できる・求めている(欲している)事柄を選択出来るよ、いろいろな道筋(親の与える答ではなく)を示す大人になりたいと、思った1日でした。
#親のバイアスは、一番キツイ:−P

79<>2001/01/14(Sun) 21:24<>い<>tatsuaki@eqg.org<>休日、夜間保育に拠点<>
神奈川新聞より。

『多様化する保育ニーズへの対応について、県は新年度にも、「休日」「夜間」保育の充実を目指す方向で検討に入る。』

認可外の方向性、多様化する保育ニーズへの方向性など、県レベルで旗振りするしかなかったということですかねえ。。。

#オンブドで指摘され、研究会の提言も出ていたのに推進できなかった、ここ数年の、川崎はねえぇ…頑張れ政令指定都市!
#とはいっても、「川崎の保育行政計画」はもうすぐでるから、それに期待かな。
www.kanagawa-np.co.jp/news/nw01011223.htm

78<>2001/01/11(Thu) 05:56<>たなか<>mikio@eqg.org<>無認可園、条例化か?<>
神奈川新聞より。

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◆無認可保育で県審議会
 無認可保育施設の在り方について検討してきた県児童福祉審議会(委員長・梅沢健治県議)は10日、これまでの審議内容を「中間とりまとめ」に整理し、県庁で岡崎洋知事に提出した。今後の審議の方向性を明らかにし、県民から意見を募るのが目的。焦点となっている指導監督の方法については、現行法では義務付けられていない開業時の届け出を条例化することも視野に入れながら、それらの課題や限界を指摘するなど、多様な意見を項目ごとに併記する形をとっている。
 同審議会は、大和市内の無認可保育施設「スマイルマム大和ルーム」で起きた連続園児虐待事件をきっかけに、昨年八月から審議を続けてきた。3月末までに最終答申をまとめる。
 「中間とりまとめ」は【1】実態把握・指導監督【2】適切な育成【3】公的助成−の在り方など6項目について、それぞれ現状や課題、今後の検討ポイントを整理した。
 【1】では、施設の速やかな把握が現状では困難として、国への法制度面での整備を働きかける必要性や、条例によらない届け出制の導入とその限界、条例化に向けた課題を指摘。例えば当面の対応として、県独自に届け出を制度化する方策が考えられるが、事業者にとって届け出がプラスとなる措置を講ずることで施設を把握しやすくなる一方、悪質な事業者にもWお墨付きWを与える−などの問題を挙げた。
 また、条例化についても、「営業許可」的な内容は、規制力は強いが、児童福祉法との整合性が課題となる点を指摘。また「利用者保護」の観点から、開設届け出や情報提供の義務化などを事業者に課す内容は、今後検討に値するとしている。
 県福祉部によると、昨年6月現在、県内で約550カ所の無認可施設が確認されており、「最終答申を受けて具体的対応を検討するが、施設育成のための施策など、できるところから実施したい」とする一方、「このままではきちんとした保育サービスを提供できない」(同部)として新年度以降、条例化などの検討にも含みを残した。
 県は「中間とりまとめ」についての意見・提案を募集する。提出方法は、郵便番号231−8588(住所不要)県児童福祉課あてへ郵送するかファクス=045(210)8857=で。電子メール(ji.1395@pref.kanagawa.jp)も可。2月5日締め切り。問い合わせは同審議会事務局tel045(210)1111内線7498。(報道部・波多野 寿生)

77<>2001/01/10(Wed) 05:05<>たなか<>mikio@eqg.org<>育休理由の措置解除<>
認可園話題ですが、今年から、育休理由の措置解除(退園)は、ついになくなるそうです。
厚生省の指導でもあったのでしょうかね。
まあなんにせよ、よかったよかった。

76<>2001/01/09(Tue) 05:35<>たなか<>mikio@eqg.org<>更新情報<>
「保育園へ行こう!」の終了報告をアップしました。
www.eqg.org/fighters/ikou00/hokoku00.htm

75<>2001/01/07(Sun) 23:31<>い<>tatsuaki@eqg.org<>Re:[67] 厚生省が<>
> 厚生省HPに「よい保育施設の選び方 十か条」というのがありました。

<特報・保育所情報>インターネットで提供 厚生省(毎日新聞)というはなしもあったんですね。
URL] http://www.i-kosodate.net
http://news.yahoo.co.jp/headlines/mai/010105/dom/07300000_maidomm115.html

74<>2001/01/06(Sat) 12:04<>い<>tatsuaki@eqg.org<>No.72は、神奈川新聞から。<>
のっていました。
www.kanagawa-np.co.jp/news/nw01010654.html

73<>2001/01/06(Sat) 11:57<>い<>tatsuaki@eqg.org<>Re:[72] 川崎子ども夢パーク(仮称)<>
> 噂されていた、「子どもの居場所」が5日の年頭記者会見で方針発表になったようです。

No.72は、神奈川新聞から。
朝日新聞では、「こども文化センター」センターの核としても…とでていますね。

子どもが大人と共に、街づくり・遊び場づくりに参加していく取り組みは、結構あって、「ハートランドはちまん議会ジュニア」(滋賀県近江八幡市)では、遊び場づくりワークショップがありました。
ここでは、公園の現状を学ぶ・公園のイメージづくり・イメージからプランづくり・業者のプランと入札投票行動・公園計画の具体化・公園づくりへ と子どもたちも関わった例ということです。

各地で様々な取り組みがある中でのご紹介ということで。

P.S.
夢共がんばれ!

72<>2001/01/06(Sat) 09:57<>い<>tatsuaki@eqg.org<>川崎子ども夢パーク(仮称)<>
> 「ありがとう、川崎市」に「子供の権利に関する条例」を追加しました。

噂されていた、「子どもの居場所」が5日の年頭記者会見で方針発表になったようです。

候補地は、川崎中央図書館候補地であがっていた、旧・日本ヒューム管跡地・約9千9百平米。
(中央図書館は、武蔵小杉再開発事業地内)
平成13年度に基本構想、設計、実施設計。
平成14年度に着工、14年度内にオープン予定。

71<>2001/01/06(Sat) 05:55<>たなか<>mikio@eqg.org<>更新情報<>
「ありがとう、川崎市」に「子供の権利に関する条例」を追加しました。