報道関係者各位

 イギリスの首相、トニー・ブレア氏のパートナーであるシェリーさんが妊娠されたニュースはお聞き及びだと思います。5月に第4子を出産の予定と聞いています。

 私達「男も女も育児時間を!連絡会」(通称「育時連」)はこれまで育児時間や育児休暇に関するシンポジウムなどの幅広い活動を展開してきましたが、このおめでたいニュースを聞き、素晴らしいリクエストを思いつきました。それはブレア首相に「育児休暇」を取得してもらうように提案することです。

 イギリスの首相が育児休暇を取得すれば、男性、女性を問わず、勤労者が家族に対する責任を全うすることの正当性を世界中にアピールすることになります。ちょうどイギリスでは、育児休職を男女共に認める政策が最近施行されたばかりです。また、ブレア首相の育児休職は、労働者に家族責任を全うする権利を認めたILO156号条約の精神を具現化するものでもあります。

 2月5日から、育時連のメンバーの一人で育児休暇の取得経験者でもある、中坂達彦さんが渡英します。ちょうど良い機会なので、ブレア首相に育時連からの手紙を渡そうということになりました。

 首相報道官には同送のFAXをすでに送付してあります。2月7日の午後に、中坂さんがパートナーと2人のお子さんと一緒に首相官邸を訪れて、手紙を渡します。

 ご希望の各社には、手紙のコピーと日本語の翻訳文をこの場で手渡すと共に、今回の手紙とその背景についての質問に、中坂さんがお答えすることが出来ると思います。報道各社の奮ってのご参加をお待ちしています。


ご質問やお問い合わせは、下記の連絡先までお願いします。

「男も女も育児時間を!連絡会」
 太田睦(この手紙に関する代表者)
 電話・FAX 044-955-6807

photo 2月7日
首相官邸を訪れ、
玄関で手紙を渡す
中坂さん