「育児休業期間の延長に関する意見書」

〜育児短時間勤務制度の小学校入学時までの延長を〜

 安倍首相が育児休業期間の3歳までの延長を経済団体に要請しました。
 育時連は子どもを育てながら働ける環境の整備を求め、次の意見書を首相宛に送りました。

内閣総理大臣 安倍晋三様

育児休業期間の延長に関する意見書
〜育児短時間勤務制度の小学校入学時までの延長を〜

 平成25年4月19日に安倍総理は、育児休業の3歳までの延長などを経済3団体に要請 されました。
 職場の負担増はあるものの、女性のキャリア形成の一翼を担う政策とのご判断に敬意を表します。

 しかしながら、仕事と育児を両立してきた私たちとしては、育児休業の延長もさることながら、小学校入学時までの育児短時間勤務(毎日1〜2時間程度 、育児のために勤務時間を短縮する)の完全制度化(現行では3〜6歳は企業の努力義務に止まっている)をより強く要望します。

 それは、働く男女の多くは3歳未満でも(1〜2歳で)保育園に入園できたタイミングで仕事に復帰し、その後は育児時間をとりながら保育園への送迎をして、仕事と育児の両立を目指しているからです。

 今回の「育児休業の3歳までの延長」というご判断に加えて、「育児短時間勤務制度の小学校入学時までの延長」という、より現実的な政策を経済3団体に要望していただきたく、ここに意見書を提出いたします。

平成25年5月7日     
男も女も育児時間を!連絡会



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