このページは

「これから子供が産まれる」
とか
「今、育児真っ最中なんだけど、
みんなはこんなときどうしてるんだろう」

というよう男性のために作りました。このページがあなたの育児&仕事の両立生活に少しでも役立てば幸いです。


家庭編

「おむつって替えたことないんですけど、出来るでしょうか?」

  • 紙おむつか、布オムツでもおむつカバー利用ならやり方は同じで、飛行機のシートベルトをとめる要領で、腰の後ろから前にとめるだけ。とても簡単です。(か)

  • 99%以上の人には出来ると思います。おむつ替えの難しさは赤ちゃんの体質や親のこだわりによって違います。紙おむつ+市販お尻拭きで大丈夫な場合はとってもラクチンです。しかも赤ちゃんがころころウンチをする体質だったらもう楽勝。ベチャベチャのウンチをする赤ちゃんで、しかも紙おむつだとかぶれちゃって、布でお湯拭きしないとアカムケしちゃう体質の赤ちゃんだと、結構手間です。でも「手間がかかる」ってのと「出来ない」ってのはちょっと違うんです。おむつを替えないで大きくなった赤ちゃんは現代日本にはほとんどいません。あきらめて手間くらいかけましょう。(わ)

  • 昔、子供の居る家庭でしこたま飲んで雑魚寝しておりました。朝、子供が起きて大人を起こそうとしますがなかなか起きません。私がなんとか起きると、そこの母親が二日酔いで起き上がれないまま、「○○く〜ん、悪いんやけどな、あっちの棚に紙おむつが入っとるねん。その子のおしめは多分濡れとる筈やから、替えててくれるか〜」(その人は、関西人だったのです。また子供の父親は朝早く仕事に出てました。)私はおしめを替えたことが無かったので、そう告げると「大丈夫や、パッケージの絵を見てなんとかやってみてくれ」と言い残して再び眠ってしまいました。それで、あれこれ考えながら替えてみたんですが、解ってみれば、実に簡単だったことを覚えています。その後、半分眠っている母親から、あれこれ聞き出して、にわか育児をしていました。(お)

「うんちのおむつを替えるのに抵抗があります」

  • もうそれは親という職業上、避けられないものと考えてください。
    看護婦さんで、病人の排泄物の世話ができない人がいたら、その人は職業人として失格しているんじゃないでしょうか。子供のおむつの世話ができないというのは、育児という仕事の一部だと自分にいい聞かせましょう。
    それに、新生児のうんちは臭いというより、酸っぱいような、焦げ臭いような香りがしています。 そして硬さ、水っぽさ、粘り気、色(緑っぽいこともあるんですよ)、赤ん坊の体調がダイレクトに反映されているので、観察しているとなかなか面白いです。母乳と粉ミルクでも出るウンチが異なるのです。
    この香り高い赤ん坊のウンチは、離乳食が始まると途端に大人と同じ匂いのうんこになります。それでも、食べさせたものがよく消化できているか、息を止めて、じっと観察してくださいね。(お)

  • できれば新生児のものから初めてみましょう。あれはうんちであってうんちじゃありません。色は違いますが、ミルク+乳酸菌=>ヨーグルトだと思いましょう。 子供の体調の悪い時にがんばって世話をして心配してみる、というのもいいでしょう。回復して出てきた「健康なうんち」は、そりゃあもう、食べちゃいたいくらいいとおしいものになります。(ほ)

  • 大丈夫、なれます。自分のウンチのにおいに耐えられなくて死んだ人の話は聞いたことがありません。自分のウンチより臭かったり汚かったりすることは別にないんで安心して下さい。ウンチのおむつをはずした途端に赤ちゃんが暴れだしたらと思うと血が凍る?大丈夫、3ヶ月もすればそれを笑い話にできます。子育てのばか話の醍醐味はシモネタにあります。(^-^)(わ)

「子どもが泣き止まなかったらどうしますか?」

  • 赤ん坊とずっと過ごしていると、赤ん坊の生活リズムや、何気ない仕草から何で泣くのかが解るようになることもあります。そうなればしめたものです。できるだけ自分の肌で赤ん坊を感じ取ってください。女性でなくても男性でも可能なんです。(お)

  • オムツはぬれてませんか?→オムツを替えましょう
    お腹はすいてませんか?→ 母乳が無ければ粉ミルクという手があります。
    眠そうじゃないですか?→どうしよう・・・ うちの子はうつ伏せにしてお尻を叩いていたら寝ることが多かったですが。必殺押え込み!なんて技もありましたね。
    体調は悪そうではありませんか?→熱があったり、鼻水が出ていたりしたら病院につれていきましょう。 それから、何となく泣いていることもあります。そういう時は「ないてる なぁ」って眺めながらその状態を楽しんでみるのも悪くありません。えっ、そんなことできるかって?まぁ、そういうことはおいといて、それでもダメなら散歩ですかね。うちはこれが一番ききました。こちらの気分転換にもなりますし。夜中でもてくてく散歩してました。(や)

  • とにかくダッコしましょう。お腹がすいた、あるいは おむつが濡れた、以外の理由には万能薬です!ダッコするとますます泣くくらいになついていないケースでも、 泣き疲れて眠るくらいまでダッコし続ければ、次は大丈夫。眠そうじゃないですか?→ というわけで、ダッコしましょう。 トントン叩いたり、手足を暖めてあげるようなスキンシップも効果的です。(か)

  • 泣いてる原因を考えてあげましょう。想像もつかない?そしたらまず育児本でも読んでみて下さい。一通りは載ってます。「これかな?」と思う原因に対応してあげてみて下さい。やってみると大抵はずれです。(^-^;マニュアル本なんてそんなものです。でもそうやっていつもいつも接していると、だんだん「あたり」が増えてきます。そうすると泣いても大抵理由が分かるから構ってあげたり放っておいたり、それなりの対応ができるようになります。でもね、「日暮れ時になってきた」ってだけで泣くこともあるんです。そういうときには、「よしよし」ってしてあげるしかないですね。それで泣き止んだりしませんけど。私の子の夜泣きには、散歩が効果抜群でした。夜中の2時に1歳ちょっとの子を抱っこして、切れるように寒い冬の空を見上げて散歩する。それも人生の1ページです。(わ)

「パパも公園デビューってしなくちゃいけないですか?」

  • 同じ年頃の子供を抱えた親同士で集まることはとてもメリットがあるんです。
    1.親の気晴らしになります。愚痴が言える友人が親には必要です
    2.子供が居ない大人や、年齢がずれた子供の親だと会うタイミングがずれてしまいますから、同じ年頃の子供を持つ親とは交流しやすいのです
    3.育児で必要な地域情報が交換できます
    ただ、そういう親の仲間を公園でみつけなければいけないということではないです。多くの母親は、公園でそうした仲間と出会う訳ですが、父親の場合は相手にしてもらえない公算も大です。そこに挑戦するのも別に構わないのですが、アンテナを広く張って自分なりの居場所を探しましょう。最近はインターネットが有望な狩り場となっています。(お)

  • 無理に公園デビューしなくても、放っておいてもらえるところが父親育児のメリットではないかと思っています。それから、赤ちゃんのうちはともかく、子供がある程度大きくなって他の子と関わるようになれば、嫌でも親と話し掛ける機会が増えてしまいます。(か)

  • 私はしませんでした。別に子供はそれでぐれたりしませんでした。(だって月齢4ヶ月だもん)一人目の子のときは妻が育休取りましたが、妻も公園デビューはしませんでした。復職後に保育園などの集団保育の場があるのなら、別に公園にこだわる必要はないでしょう。でももしかしたら、あなたは公園で他の子のお父さんお母さんとダベるのが心底性に合ってる人かもしれません。(^-^)
    それは人それぞれですよね。(わ)

  • 別にしなくても良いのでは。ママだからって公園デビューしなくても良いと思いますけど(す)

「母に『男が育休なんてみっともない』と言われて困っています」

  • 育休するのも仕事するのも息するのもご飯食べるのも、自分の母親のためにすることじゃありません。全部自分と、自分が責任を持つ子供を育てるためにすることです。気にせずにニコニコ暮らしましょう。「この生活、幸せだよーん」とあっけらかんと日々を過ごしているのを見せ付けられると、嘆いたり怒ったりする感情は続かないものです。(わ)

  • 「これは夫婦の問題で、お母さんの口を出すことではありません」 と答えてみましょう。(す)

  • 今はとらないほうがみっともないんだよといって育時連のホームページを見せてあげましょう。朝日新聞の連載「育休父さん成長日記」をはじめとして、育休をとった男たちの物語が満載です。(や)

「家事はあまりしたことがないので、手順がわかりません。こんな私が育休を取るのは無理でしょうか」

  • わからないなりに格闘してみるのも楽しいもんです。家事の訓練をするまとまった時間が取れるのも育休の良いところかもしれません。育児休職は家事育児を身につけるとてもいいチャンスです。普通に働いていたら、こんなチャンスは滅多にきません。私は育児休職中になって初めて、箪笥の中を端から端まで把握することができました。 そして、「手伝う家事」より「自分でやる家事」の方がはるかに気持ちがいいことを実感しました。(お)

  • らっきぃ!丁度いいチャンスですね。これで家事のスキルも上がって「自分の尻も自分で拭けないボウヤ」から脱出できますね。一旦家事の責任者をやってみて、毎日毎日毎日毎日毎日毎日...、途切れることなくやってくる洗濯と飯作りとおむつ替えと離乳食やりと、こぼしたご飯でぐちょぐちょになった服の着替えを淡々とこなす。掃除をしないと床に綿ぼこりがわいて、それを子供が食うということを知る。そういう体験をしてみることは、きっとあなたの人生にとって決して無駄にならないと思いますよ。私はおおいに役立ちました。それに復職後、お互いの得手不得手が分かった後の家事分担というのは、夫婦共に納得しやすいと思います。(わ)

「育休3日目です。赤ん坊に振り回されてあたふたしているうちに気がつくと夕方になっています。こんな生活があと3ヶ月続くと思うとげんなりします」

  • 開き直ってそのあたふたとした日常に一回埋没してしまうのも手かも知れません。そして、ふと気がつくと休職期間が終わりかけている、、、、 そんなふうにうまくいくかどうかは知りませんが、育児以外の未練はあっさり捨てた方がいいみたいです。育児は今しかできないのですから、後でできることは後に回してしまって、赤ん坊との時間をあわただしいなりに大事にしてみればどうでしょうか。(お)

  • 手を抜きまくりましょう。赤ん坊は、相手をされていようがいまいがほとんど関係ありません。 病気になると大変ですが、そうでなければ、食事とおむつと散歩と昼寝と、と考えていると 実は育休中は細切れであっても自分の時間ばっかりになってしまったりします。(な)

  • あぁ、あなたの誠意ある真面目な人柄がしのばれます。私はチャランポランと手を抜きました。まあ、2人目だから抜きどころが判ってたってのもありますが。でも手を抜くのって大事なんです。赤ちゃんには、濃密に親と接する時間と、自分の世界に浸る時間の両方が必要です。泣いて助けてもらった体験と、泣いてもどうにもならなかった体験が両方必要です。ベストの育児を目指そうとシャカリキに思いつめることがベストの育児法ではない、って事でしょうか?一見矛盾してますけど。(わ)

「育休は6月まで取れるのですが、4月までに保育園に入れた方がいいと言われました」

  • これは都市圏では本当です。4月に保育園に入れないと、次の4月までは保育園に入れなかったりします。6月に途方に暮れて仕事を辞めますか?それじゃ育児休業を取った意味がないですね。職場にも失礼です。6月にとりあえずどこでもいいから入れる園に入れますか?「納得行かない環境での10ヶ月の保育+転園一回」と「親元の2ヶ月の保育」のセット販売。私なら買う気はしません。「子供のため」を思うなら、迷うことなく4月復職だと思います。育休申請の前に、ご自分の近所の保育園の空き状況を確認しましょう。ちなみに、育休期間の延長は1度まで法律で認められていますが、短縮については何の保障もありません。 (わ)

  • この場合、打ち切り期間はたったの二ヶ月。 勿論周辺の保育園状況や環境によりますが、通常のケースなら、疑問の余地無く4月入園をファーストチョイスに考えるべきでしょう? 育休を一歳までなんてのはただの権利であって、乳幼児育児はそれから延々続くのですから、保育園環境よりも育休期間の方にこだわる気が知れないです。(か)

  • 保育園は4月に応募が集中してしまいます。私はそのことを知らなくて、えらい目に会いました。幸い、空きのある保育園が近所にあって何とかなりましたが。最近は地区によっては9月ぐらいまで空きがある保育園もありますが、出来れば4月までに保育園に入れたほうが安心かもしれません。どうしても6月まで育休をとりたいという方には、育休終了後に保育園以外で預けるところを探しておいたほうがいいかもしれません。(や)

「育休をとりながら保育園に行けるの」

  • 福祉の枠内にある「認可園」の場合、自治体によっては「保育の手がある」という理由で認めてくれない事があるようです。たいていの自治体は保育園の入園を管理する単位が「月」になっています。そして「月の初めに働いていること」が条件の自治体と「月の最後の1日には少なくとも働き始めていること」が条件の自治体にわかれます。既に保育園に預けている上の子の扱いに付いてはさらに微妙です。厚生省では、「育児休業の趣旨に鑑みて、保育を継続するように」との見解を出していますが、その運用は自治体によってまちまちです。「3歳児クラス以上のクラスならOK」「0歳からOK」「とにかくだめ」「一筆書けば...」とOK、だめ、グレーゾーンまで様々です。まずは自分の住む自治体の情報収集です!(わ)

  • 地区によって違います。お住まいの自治体に問い合せてみてください。ちなみに、私のところは、保育園に入れたい月に一日でも出勤する日があれば、その月の初めから保育園に入れました。(や)

「自分ではかなり家事・育児をやっているつもりですが、妻はいつも『私ばかり・・』と不満そうです」

  • 自分の都合の良いときだけ家事・育児をやっていませんか? 男性によくあるのは、自分の仕事に余裕があるときだけ家事・育児をしているパターンです。女性の方は男性の都合に振り回されているので、不満がたまります。これは、家事・育児を何割やっているかの問題ではありません。
    夫と妻の家事育児の互いの程度認識は個々の家事育児で全然違う場合が多いと思います。 話し合いをしたほうがいいでしょう。ただ多くの場合はやってるつもりでも、全然足りていない というのが現状ではないでしょうか。手伝う家事育児ではなくて、義務としての家事育児 という気持ちがあれば、妻と同じテーブルに乗って話ができると思います。(す)

  • その妻な人に出張か旅行に行ってもらって、自分一人で1週間ぐらい家事と育児をやってみるのはどうでしょうか。そして、帰ってきた彼女に家の中をチェックしてもらいます。 自分は何をやって、何をやらずに済ませてきたかということが、よ〜く解るかもしれません。(お)

  • 別に「妻の主張がいつも正しい」ってことはないと思います。もしかしたら、単にあなたの妻が「ぐちたれ」の性分なのかもしれません。でもちょっと考えてみて下さい。「かなり家事・育児をやっている」ってのは何と比べてですか?それが「自分の妻と比べて」だったら、夫婦二人で家事を再評価しあったらきっとお互いの理解が深まって問題解決するでしょう。もし「自分の回りの男に比べて」だったら、それは不満に思うのももっともというものです。(わ)

  • 不満を口に出してもらえるとは、うらやましいです。うちは、黙って妻一人で抱え込まれて、ある日突然泣かれました・・・。よく話し合ってくださいね。(ほ)

「育児はやはり母親の仕事だと思うのです」

  • 育児・家事・家計、分担は夫婦それぞれだと思いますが、責任は父親にも母親にも同じだけあると思います。手を動かさないで「責任は取る」なんて言っても白々しいだけですから、やはりそれなりに責任を持って手を動かす方がいいと思います。実際、母親よりも父親の方が育児に向いているカップルを私は何組も知ってますし。もしかしたら、あなたもやってみたら自分の方が向いていることに気付くかもしれませんよ。私も「母親の仕事?そんな事言って取り上げようったってそうはいかないよん」と思うくらい、育児は楽しさとやり甲斐と苦しさと充実感が満載です。「母親の仕事」って決めてかかってやらないのはとてももったいない。(そして無責任...)(わ)

  • いいえ。子供を一人前に育てるのは「親の仕事」です。母親の仕事でも父親の仕事でもありません。父親になっちゃった以上、あきらめましょうね。(か)

  • 将来子供が自分になつかなくなるというリスクを取るってのはとても勇敢な決断だとおもいます。(か)

「私は育休をとりたいのですが、妻が許してくれません。妻は私には仕事に専念して欲しいようです」

  • それは大変ですね。でも、父親が育児に携わるのだって当然のことなんだから、説得しちゃいましょう。ついでに言えば妻が家計責任を負うのだって当然のことです。男女差別賃金っていうとんでもない社会実体がありますから、金額については単純に比較できませんけど。そいでもって男が家事責任を負うのも当然のことです。「育児はするけど家事はパス」とかいうのは「ガキのお遊び」と変わらないですよね。(わ)

  • ここは是非とも突っ張りましょう。「育休を取らないのは男の沽券にかか わる」でも「これが男の生きる道」でも「男の幸せを奪わないで」でも何でもいいからでっち上げて下さい。  真面目な話、育休を取ると今まで見えなかった世界が見えてきて、パートナーの方にも絶対プラスになります。自信を持って説得して下さい。(か)

「会社をやめて育児に専念したいのですが」

  • それが夫婦の趣味ならなーんにも問題ないと思います。あなた一人がそう思っているなら、やめといたほうがいいでしょう。家事責任・育児責任・家計責任、責任はみんな家族が等しく負っています。一人の趣味で勝手に家計責任を放棄していいもんではないでしょう。逆もまた真で、家事・育児・家計、それぞれを担うのは、家族全員の権利です。「仕事に専念して」とかいわれたら、そんなの趣味じゃない、と断っちゃっていいと思います。(わ)

  • 居たくない会社なら経済的に許されるなら、とっととやめた方がいいでしょう。他の就職したい人に機会を与えましょう。(な)


仕事編

「会議のある朝、子どもが発熱!どーすればいい?」

  • 我家では壁に一つのカレンダーがかかってます。どうしてもはずせない会議はこれに書いておきます。これに先に書いた方が勝ちです。こうして、夫婦のうちどちらかは何かのときに休めるように、普段から調整しています。どうにもならん!というときには午前は私午後は妻、というような事も考えます。一人目の子供のときには調整が甘くて、我々の親に(つまりジジババ)頼んだときもありました。最近は夫婦の調整でなんとかなってます。「どうしても」の日が週に2日なら、夫婦でぶつからないように調整したらそんな日に休むことはなくなります。まあそれでも年に一度位はどうにもならないときもありました。そういうときは自分が40度の熱を出したと思って休みました。同僚に電子メール等でフォローを頼むこともできますので。(わ)

  • 緊急時に子供を見てくれるベビーシッターさんがいます。前もって連絡先を調べておきましょう。それから、近所の友人、親戚など使えるものはなんでも使いましょう。そのかわり普段のお付き合いは大切に。それでもダメなら、きっぱり休みましょう。そのために普段から自分がいなくてもいいように仕事を整理しておき、周囲に根回ししておくことも大切です。(か)

  • 日ごろから夫婦で連絡をとりあって、絶対必要な仕事は同じ時間に入れないようにすることが大切です。 それから、半休と休みは周囲の印象が全然違います。無駄なようでも、午前・午後で夫婦で(あるいはシッターさんと)バトンタッチするようにすると、数日続いてもなんとか乗り切れるものです。(か)

「管理職なんです。部下に残業させて定時で帰るなんてとても出来なくて」

    部下が残業しているときに上司もつき会わなければいけないものなのでしょうか。企業風土によっては、上司はとことん部下の残業につきあうものだという常識があるかも知れません。しかし、部下の仕事と進捗状況を正確に把握さえしていれば、部下が残業していようとも、上司はさっさと帰るべきだという職場もあるのです。上司たるものは職務を時間内に果たして部下の模範となるべきだという考え方もあります。「常識」を今一度考え直してもいいかも知れません。
    部下に残業させることの後ろめたさがあるから、定時に帰れなくなるということはないでしょうか。だとすると、職場全体で不健康に仕事を抱え込んでいるのかもしれません。これを改善するのは難しい問題ですが、誰かが風穴を開けないといけないのです。子供を抱えているという状況はそのためのきっかけになるかもしれません。(お)

  • これは日ごろの信頼関係が大切です。部下が早く帰りたそうな日にはきちんと早く帰す度量を持った上司であれば、部下の理解は得られるものです。(か)

  • 私は自分の時間も管理できない無能な管理職の下につきたくないなぁ。仕事だってプライベートだって、見切りと割り切りがとっても大切だと思います。私の上司は私の育休復職後、子供が産まれる部下(私の同僚の男性ですね)に「有給つかってチマチマ休むより、メリハリ付けて育児休業取った方がいいんじゃないか?」と勧めていました。私の育休のときも当然のこととして扱ってくれました。そういう人ほど信頼されると思いますよ。部下が帰らないという理由だけで会社に残っているような管理職は、何も合理的な判断が下せないんじゃないかと不安になります。(わ)

「夜泣きされて眠れないと、翌日の仕事に差し支えます」

  • 全くそのとおり!もし母親だけが夜泣きの相手をしてたらきっとパンクしちゃうでしょうね。おすすめなのは「かわりばんこ法」です。「一晩おき型」と「一回おき型」があって、子供の夜泣きのパターンと仕事のパターンによってベターな方を選びましょう。「一晩おき型」は子供の夜泣きが一晩一回のタイプか、仕事の忙しさが日によってすごく変わるうちにお勧めです。「寝る番」の人はなるべく寝床も離してその日はひたすら寝ます。「相手番」はあきらめて付き合います。これで随分楽になります。翌日の仕事が楽な人が「相手番」をするというような調整もできます。子供が一晩に何度も泣くタイプの場合は「一回おき型」で何とか乗り切りましょう。一晩で何回かかわりばんこに相手をするのです。一度相手をして目を覚ますと、それから何度かは相手ができるもんです。そしてしばらくすると限界が来るのでそこで爆睡します。次からは相手が起きる番です。相手が起きてくれなかったら、たたき起こして「タッチ交代」と言い残して爆睡します。これで結構爆睡中に睡眠量が稼げます。(わ)

  • 睡眠の質は量で賄うしかありません。子供を寝かしつける時一緒に寝てしま いましょう。(か)

  • 両親が家にいるなら、二人とも「一人で一晩乗り切れる」ようにスキルを磨きましょう(通常は父親が問題となりますよね?)。理屈の上では大変な夜は2日に1日となります。うちは妻のおっぱいに過度に依存したために妻一人が大変なことになりました。(ほ)

  • それは妻も同じです。一緒に頑張るしかないでしょうね。(す)

  • しょうがないです。体力勝負です。いつかはなくなりますのでそれまでがんばりましょう。 仕事中できるならどこかでほんの少しでも眠りましょう。それだけで全然違ってきます。(な)

「男は定時に仕事を終えることなど無理です。だから保育園へ迎えに行くのは妻の役目になるのもしょうがないと思います」

  • 女は無条件に定時に仕事を終えることが可能なのでしょうか?
    毎日は無理かもしれないが、週に1日や2日は無理ではない。あなたが無理だと信じ込んでいるだけです。できるなら妻と交代で、また仕事は、朝早く出勤するか集中的に残業するかでいろいろ方法を考えるべきです。(な)

  • 定時で終えることの出来ないその職場に何か根本的な間違いがあるような気がします。(お)

  • ありゃ、私は男ではなかった?(^-^; それはともかく、職業に貴賎はありません。男に定時帰りが難しいなら、女にも難しいんです。確かに職種によって定時帰りの難しさは違いますけど。でもどんな仕事に就いても男には無理で女には出来ると思います?それはきっとあなたの思い込みでしょう。だって私は帰ってますから。妻は私と同じくらい苦労してやりくりしてますから。(わ)

「夫婦で出張がぶつかった。さあ、どうしよう!」

  • 私たち夫婦は出張は極力避けてます。避けられない出張に付いては早いもん勝ちです。壁に一つのカレンダーがかかってます。これに先に書いた方が勝ちです。これ、シンプルでケンカしないですみます。本当にどうしようもないと思ったときには相談します。それで決着しなかったらやっぱり早いもん勝ちです。親兄弟・友人や外注で乗り切る方法もあると思います。私の夫婦はそこまで仕事を優先させない趣味なので、基本的に自分達で対応できる範囲でやってます。(わ)

  • 日延べしましょう。日延べできないような出張は、 大抵かなり早い時期に日取りが決まっているものなはず。その時点で、いけない旨を伝えましょう。(か)

  • 難しい問題です。泊まりであればもっと大変ですし、急であっても大変。 何とかそういうときに頼れる人、(親兄弟、近所、仲間など)いまから見つけておくに越したことはありません。(な)

「仕事もやって家事・育児もやる男は疲れきってしまうのでは」

  • 手を抜こう、どんどん手を抜きましょう。(仕事も含めて) 経済的に許される範囲で、電気製品化、外注化を推し進めましょう。(な)

  • 土日に趣味でスポーツをすると疲れきって仕事に影響が出ますか?仕事の疲れというのは精神的な疲れがある程度の部分を占めるので、まったく別のことをするのは却って気分転換がはかれていいものです。(か)

  • 大豆一合と米一合、あわせると何合?大豆の隙間に米が入って一合半といったところでしょう。仕事と育児、心も体も使うところがかなり違います。仕事120%、家庭も120%なんて気を張らなければいいんです。夫婦二人で一合升ふたつ。大豆(仕事)が二合で米(育児)一合、大豆も米を半分づつにすれば、結構入ります。あふれた分はお茶碗(保育園)に入れましょう。一つの升に大豆(仕事)を二合分入れたり、一つの升に大豆一合と米一合入れようと無理をするより、よっぽど楽です。(わ)

  • ええ質問やねえ。 じつは、仕事もやって、家事、育児もやる女もす でにくたくたなんです。 あちこちで、臨機応変にちょこっとずつ、手抜きをして、いかに毎日楽をするか、知恵を振り絞ってます。 要は、手抜きをすることに罪悪感をもたない、というのが両立させていくコツやと思うんです。どっかで全力出すと、息切れして続けへんでしょ(も)

  • 女性も疲れている訳でして、共働きの場合はどうやってそこを乗り超えるかが、男女共通の課題となる訳です。手前味噌に宣伝すると、これがいくじれんのテーマなのです。(お)

「転勤の命令が。妻は今の仕事をやめたくないといっています」

  • 無茶苦茶難しい問題ですね。 互いの仕事との関係、互いのやりがい、離れるにしても場所的なこと経済的なこと、どちらかへの100%の負担がかかる可能性があること 人それぞれの選択ですが、その選択に自分が後悔しないことを考えてほしい。そしてその状態がいつまでも続くことはないということも考えてほしい。 私の場合、育休6ヶ月を済ませ復帰した後の6ヶ月後に海外転勤になりました。会社側は拒否すると読んでいたようですが、妻の絶大なる理解の元、赴任しました。この海外駐在は、自分にとって大変プラスであったこと、 妻に100%の負担がかかるがそれでも何とかやっていけそうな状態にまでなっていたこと、 互いの親が健在で何かの時には頼ることができること、 経済的には割と余裕があり、2ヶ月に一度のペースで帰国し、1週間ぐらいは自由になること、等の条件が重なって、今に至っています。 もちろん互いにやりがいのある仕事をして家族一緒に住むのがベストと考えていますし、 今も互いにストレス(主に妻が)があるのは否めませんが、なんとかなるさ、ゆっくりいこうと楽観的に考えています。(な)

  • 私は転勤断っちゃいました。別にそれで昇給昇格差別はされませんでした。それはちょっとラッキーな結果でした。でも自分の仕事と妻の仕事、職業に貴賎はありませんよね。自分の仕事の都合を妻や妻の職場に押し付けるってのは私にはちょっと気が咎めて出来ません。(わ)

  • あなたが仕事やめればよいのでは。え、やめたくないの? なんだ、それを先に言ってくれなくちゃ。仕事やめて専業主夫ってのもいいと思うけどねぇ。
    2人とも仕事やめられないとなったら、なかなか難しい問題ですね。 選択肢はいろいろあるけど、家庭により事情はさまざま、これが正解という答えはないし、まずは奥さんとよく話しあうことでしょう。単身赴任するにしても、どっちが子供の面倒をみるかとかね。 あ、奥さんに仕事やめてもらうっていう選択肢もないことないけど、まさかそんなこと思ってないよね。
    私んときは、なんせ育休中に転勤の内示がきちゃって、 「単身赴任できる状況だったら、育児休職なんてしとらんわい」と(心の中で)タンカ切って転勤拒否しちゃったけど、まあ クビにもならずなんとかやっております。はい。(た)

「夫婦共に職場が家から遠くて、保育園の送迎時間に間に合いません」

  • こういう「時間が足りなーい」という場合、結局どこかを見切って帳尻を合わせなきゃいけない。辛いですね。何を大切に思って何を優先するかは家族の選択の問題ですから、夫婦で子供の寝顔を見ながらじっくり話し合ってみて下さい。選択肢は結構色々あります。育児時間取得・勤務形態の変更・配転・転職・転居・二重保育。それぞれ長短あります。育児以外の時間を食うもの(主に家事ですか)、それを外注したり電化で合理化すると、かなり選択肢が広がります。特に二重保育を選択して、子供と過ごす時間が減りがちな場合は、「家事も自分で」と思いつめるのはあまり得策ではないと思います。私の場合、裁量労働に移行して、「早帰りの日」「残業の日」とメリハリを付けて帳尻を合わせています。妻は月間フレックスで同様に帳尻をあわせてます。がんばって!(わ)

  • 住む場所、働く場所、預ける場所は検討しなければいけない一番のポイントです。 引っ越しも考慮しましょう。(お)

  • 引越せるかどうか検討してみましょう。それでもダメなら、保育ヘルパーさん、ベビーシッターさんといわれる人たちがいて、送迎を代わりにやってくれます。保母さんと会う機会が激減しますが、子供を取り巻く大人が一人増えると考えると、それはそれでいい事もあります。(や)